2012年09月29日
トレイルラン 熊野古道 小辺路!
近畿に住んでるのならぜひ行っておかないと、なんせ一番身近な世界遺産だし。
と前々から思ってた「熊野古道 小辺路」へ9/16-17の2日間でようやく行ってきました!
いや、世界遺産なんだからこんなにハードでなくてもいいでしょ(^^;
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実は去年に行くつもりだったけど、台風で十津川~熊野本宮あたりが壊滅的な打撃を受けて、
トレイルランで行くなんて状況ではなかったので、泣く泣く断念。
(で、替わりにいった高島でえらい目にあった...)
まあ今回も台風が近づいてはいたのだけど、関西に接近はしなかったので決行!
しかしこの日は、メジャーからローカルまであらゆるトレイルレースが目白押しの日。
みなさんどこかのレースに出てられたので、悲しいソロの旅に(ToT)
はい、では今回のスペックです。
・コース:熊野古道 小辺路(高野山~熊野本宮)
・総距離:68.16km
・総行動時間:16時間30分
・途中仮眠休憩時間:7時間
・累積標高:5,138m
そうです、今回はレースではなく、「旅」と位置づけていたので、はじめから最後まで
短い休憩だけで通してしまうのではなく、途中で大きく休憩を入れて、前後半の二部制としました。
まあ、通してしまうこともできなくはなかったかもしれませんが、そうすると後半は真夜中~明け方に
行動することになり、せっかくの景色もトレイルも全く楽しめなくなるので。
で、どんなコースだったかというと、これです。
今回のキーワードは「峠」です。メインとなる三つの峠を越えていくことになります。
(伯母子岳のすぐ手前に伯母子峠があります)
これがまた標高を見てもらったらわかると思いますが、
どれもギュギューンと上って、ガガーンと下る、急上昇急降下の峠なんです(ToT)
ひとつ峠を越えるときっちり下まで降ろされる。そしてまたひたすら上らされる...
これが連ちゃんでくるからたまらない。行く前は経験のある総距離と標高なんで
まあ大丈夫かなー、なんてお気楽全開だったのですが、すんませんナメてました...
山のハードさはやっぱり累積標高ですね。5000m以上なんて知りませんでしたから(泣)
峠おそるべし。これで「リンドー」に続いて「トーゲ」も恐ろしワードになってしまいました...
ではでは順にいきますよー!
今回は電車で現地まで、自宅最寄駅から揺られること約2時間。高野山からさらにバスに乗って
千手院橋ということろがスタート。ここはまだ観光のみなさんがにぎやかに(^^
でもそこから小辺路に向かうのは自分だけ...途中で乗り換えミスったので時間はAM9:00前くらい。
電車だとどうしてもスタートが遅くなるのが難ですね。
気合全開は最初からせずに小出しでスタート。そして最初の小さい峠。ろくろ峠。
まだまだ先は長いのでGO!
心配だった天気もなんとかもちそう。いい景色。
この最初の上りはしばらく林道です。轍がくっきりあるので、管理用の車の走るところなんでしょう。
傾斜もゆるやかなんでジョグりながら進みます。そのまま薄峠(ススキトーゲ)ってとこまで進んだら、
最初のウヒョー!な下り!
この後長い下りも出てきますが、まずは2kmほど。もうウヒョー!しかない感じ(^^
あんまりここで飛ばしても後が怖いので後半は左右に振ってスピード落としながら。
下りきったところで最初の集落、大滝です。
小辺路ではこの後も何度も出てくるんですが、集落の民家の庭先、軒先がコースになってます。
最初は「いいの?ここいいの?」って思うのですが住んでるみなさんも気にされてないようなので
次第にスルーに(^^;
そして杉林の中をしばらく上って、
一旦高野龍神スカイラインに出ます。これ完全に「舗装路」です。当然ながら。
まあ事前に知ってましたが、これは萎えますよねー。全編トレイルにしてほしいなー。
幸い傾斜はさほどでもないし、このスカイラインの併走は1.7kmほどなので、
普段のランの成果をここに。車に気をつけながらジョグ。
そして水ヶ峰の分岐に到着。
車に乗ってた人が「ギョッ」って感じでこっちを見てたけど。「なんか走ってきてるよ..ええ!?」
てな感じで(^^
ふー、ロード終わりー。これでまたトレイルに入れるなーと。地図を確認したら「林道」とのこと。
それでもロードよりはいいから林道楽しんでいくかー!とずんずん進んでいくと、
なんとこれがこんな林道...
げーっ!これは舗装路やないのーっ!確かに管理林道かもしれんけど、まさか舗装路とはなー...
このちょくちょく舗装路が出てくるのが小辺路の難なところです。何回か出てきます。
ここも下り基調なんですが、次にトレイルに入るまで4.5kmくらいあるんですよねー。
でもちょっと天気が怪しくなってきたので、がんばってラン。
時々看板が出てくるので見落とさないぐらいのスピードでひたすら進みます。
そしてようやく再びトレイル。この入り口がまた急に出てくるから見逃さないように注意です。
そしてまたウヒョー!な下り。こんどはシングルトラック。
これずっと続くのかと思いきや、困ったことに六甲縦走路の六甲山頂付近みたいに、
ロードになったり、トレイルになったりと出たり入ったりさせられます。
全部トレイルにしてくれー!!
で、下りきったら、大股ってところです。
川もあるけど水浴びするにはもうちょっときれいなほうがいいかな。
宿もあるので、普通に歩く人はここで一泊するようです。
自分はここまで約18kmほどを大体3時間くらい。いいペースで来れた。
ちょうど時間もお昼なんで、ここで小休憩しておにぎりを。
やはり行動食の王様はおにぎりだと思う。それも自分で塩加減を考えたやつ。
これで重くなければ全部おにぎりで行くのだけども....
さて、腹ごしらえを完璧にしたら次の目標は、コース中最も標高のある、
伯母子峠(オボコトーゲ)&伯母子岳のペア。
距離にして5.4kmだけど、その間稼ぐ標高が約650mほど。もうのっけから激上り。
杉林の中をずーーーっと上っていってる。見れども見れども先が見えない。
もちろんおんたけでマスタークラスにまでなった(自分認定)ポールの登場。
おんたけの再現がごとく、チキチキチキチキ竹馬スタイルで上っていきます。
しかし急だ...2kmほど上がったところで、なにやらトンテンカンと音が、ええ?家作ってる!?
聞けば全くその通りで、ここまで急な登山道2kmを全ての材料と道具を担いで持ってきてるのこと。
地元の民はハンパない...どこからそんなパワーが。しかももう、結構できてるし。
高野山からやってきたもの好きでっすーってちょっとお話して、コーラを分けてもらう。
紙コップになみなみと注いでくれたのがうれしかったし、うますぎた!みなさんありがとうございました!
気合入れなおして続き。これがまた途中で尾根筋みたいなところが一切ない、非常なまでの上り。
ああ、もうトーゲ怖い、トーゲしんどい...
ところでこの度の足元のパートナーはやはりカンタム。
突き上げ感のなさ、がっちりプロテクションは今回のコースにも最適。今期絶大な信頼をおいてます。
で、まだ着かない..トーゲ長い...
それでも進んでるとなんとか伯母子峠に到着。長かったー。これは長い。
そこで看板見ると、伯母子岳頂上はそこから15分いったところだという。
でもここの上りはじめから実は天気が怪しくなってきていて、山頂への道はこんな感じ。
霧に煙るブナ林の中とすーっと延びていくトレイルが幻想的で..........
ってうきゃー!!ゲンソウキライ!ゲンソウもういい!ゲンソウなくなれ(>_<)!
晴れのトレイルの方がいいに決まってるやろー!
しかしめったに来れない悲しいサガか、やっぱりコース最高峰は踏んどきたい。
で、行ったけどやっぱり予想通り.....なんも見えねー!!
もうどこをどう見ても真っ白なんで写真撮ったら早々と退散。
晴れてたら、大峰山脈がくわーっと見えてたはずなんですけどねー!残念すぎました。
と、峠に戻る途中横を見たら晴れてる!?
なんなのだ。でももどっても頂上は白いはずだと自分に言い聞かせて、引き返さないことにする。
峠に戻ってさあ、ここからは一気の下り、12kmで700mほど下ります。
上りも長いと下りも長いねー!トーゲはコワイねー...
ここからのトレイルは片側が切り立ったシングルトラック。長いのでちょいウヒョぐらいで駆けていく。
良く足元も見ながらウヒョー!
ひたすらこんなシングルトラックの繰り返しの中を下っていくのですが、なんせ長い。
下りは好きだけどこれは長い。
途中杉林を縫うように進むシングルトラックもあり、変化に富んだコースなんだけど、
これだけ続くと、
ウヒョヒョー!→ ウヒョー!→ウヒョ→ウ、ウヒョ...→ヒョ?
と最後近辺はそれはもうヘロヘロ。ぐんぐん下がっていく標高に、
「え、まだ下げるの?いやもうこれくらいで平行移動しないと次また最初にからなるから...」
といっても聞いてくれやしない。無常にもがっつり下ろされた果てにようやく脱出。
いやー、ここは上りも下りもきつかったー。
でもこのように長い下りの場合、足の横と縦のアーチをしっかり使って、
体重移動と第一次衝撃吸収をしないとあっという間にヒザやハム、股関節をやられてしまうので、
トレーニングにはもってこいですね。そうそうこんなトレイルはないですし(^^
きついながらも楽しかったかな。
そうこうしているうちにここまでで、スタートから距離にして約33kmと大体半分まできて、
すでに約7時間経過して、時間は午後4時。真夏より日が暮れるのは早くなってるから
あんまり休んでもいられない。なんせ「できるだけ夜間走行を短く」も
今回のテーマだったので、つり橋渡って先を急ぎます。
伯母子岳の下りでアップダウンがあるところがあったので、次の三浦峠は知らないうちに
越えてしまってるのでは?それならかなりラッキーと期待したのですが、
もちろんそんなのは淡い期待に終わり、三浦峠登山口はしっかり目の前にありました...
よし、このトーゲを越えて、十津川までいったら待望のロング休憩だ。
山頂まではコースタイムで3時間?よし、半分の1.5時間で上ってやろうやないの!
というわけで、約4kmで600m弱のトーゲの上り攻略を開始。
ここも途中で集落があって、その庭先に看板が立ってたりしてます。ニワトリ放し飼いまで(^^;
異様な存在感を放つ大木。もうちょっと暗くなってたらかなりコワイ。
このトーゲも容赦ない上り。
先が見えないほど続く木段があったり、すごく鋭角なスイッチバックの連続で、
とにかく休むところがない。だからとにかく上り続ける。
ひたすら上ってると急に視界が開ける。おっ、もうすぐかな。
風も強まってきたかと思ったらようやく最上部に到着。ふうっ。すんません、2時間かかりました.....
東屋があったので、しばし休憩。補給も。しかし時すでに18:00なので、急がないと下りの途中で
完全に日が落ちてしまう。遭難はないけど、初のトレイルで夜間走行は短いほうがいい。
ライトを装備、雨が降ってきたのでレインウェアも装備。
レインウェアはいつものモンテインのスペクトルモック。
最初はこんなの使うかな?なんて思ってたけど、もうこれ大活躍(^^;
3レイヤーでこの軽さ、eVentの透湿性、デザインと文句なしのお気に入りの一着。
いつかちゃんとレビューしたいと思いながらなかなか機会がない。こういうタイミングの度に
レビュー用の写真を、と思うけど大抵雨天時でさっさと進まないとヤバイことになる状況が
多いのでなかなかできない。いつかちゃんとやるからね、だから今回もよろしく!
では今度はおよそ6kmで800mほどの下りを開始。開始1時間くらいでもうとっぷり日が暮れてしまう。
あらら、夜間走行になってしまった。
夜間走行は写真が撮れないのもイヤなんですよねー。割と急な下りなのでスピードよりも
安全優先で下ります。ここはガレてる箇所も多く、滑らないよう気をつけないと足をとられてしまう
ところだらけ。まあもう疲れて走れないのでちょうどよかったのですが(^^;
この下りも実際の距離以上に長さを感じたけど、ひたすら無心に進む作戦でなんとかクリア。
一日目のトーゲはこれにて終了。全体通しても残すトーゲはあと一つ。
よし、じゃあ次はロング休憩、ビバークポイント目指して進むか!
コースはここから十津川村を抜けていきます。ほぼ平坦な道ですが完全に舗装路です....
ほんと小辺路はこういうの多い。ちょっと想定以上に多い。
村の道といっても街灯はとても少ない。ライトなしでは暗くて見えない。
ロング休憩は大体50km前後の地点と決めていたので、あとおよそ7km、MHPWタイム開始です。
(Midnight 舗装路 パワーウォーク)
しかしここで雨。しかも激しい雨。下りを進んできて暑かったけどレインウェアが脱げない。
フードもかぶらないとしのげないくらいの雨。
まったくなーと思いながらPW(パワーウォーク)全開で進む。人は一人も歩いてないし、
もちろん走ってる人もいない。民家のみなさんはすでに寝られているように静か。
そんな雨の中、ひたすらPW。
それでも車はたまにやってくる。ある親切な方が後ろから来て一度追い越してから戻ってきてくれた。
大丈夫かと、どこまで行くんだ乗せてやるぞと。
気持ちはとてもうれしかったし、もう全てかなぐり捨てて飛び乗りたかったけど、
「いやー、今、小辺路を進んでるんですよー」
と応えてしまう。あー、そんなら気をつけてな、と再び走りさる車....
自分の中A:「バカか!せっかく言ってくれたのに乗っておけよ!誰も見てないのに!」
自分の中B:「アホか!自分の脚で進まんと意味ないやろが!」
自分の中A:「ほんまにアホや....」
自分の中B:「ああ、結構後悔してるわ.....」
なんて自分の中で葛藤しながらの雨の十津川村、20:00頃、疲れで朦朧としながら先を急ぐ。
進んでると田舎特有の屋根付きガレージがどの家にもあるんだけど、
一時ほんとにここで寝かせてもらおうかと思った。明け方までに出て行けばわからないんじゃないか。
いや、やっぱり許可取った方がいいか、でもこの格好でこの時間にいきなり知らない人が
ピンポンしてきて出てきてくれるか?その上「いいよ」なんて言ってくれるか?
ネタのために試したい気もたくさんあったけど、やっぱり失礼なんでやめておく。
まだ続く雨の夜の十津川村。
対抗でやってくる車は、こっちのライトに反応して手前でスピードを落としてくる。
それで自分の近くまでやってきた時、車全体がぎょっ!ってなったように見えるのが楽しかった。
ほんとに車体がぶるって震えたようで、さらにヘッドライト(目)を見開くみたいな感じ。
さらに激しく雨の降る、夜の十津川村。
走れないけど、PWは快調。ここで自己最高のキロ9分34秒という記録が出る!
ここで出るかと自分に驚き。
レース後半で疲れきったときのジョグのタイムでこれぐらいの時があったなと思い出し、
今度から疲れたらPWにしようとこのとき決めた。
暗く、冷たい雨の降る夜の十津川村。
その後もキロ10分をキープして進行。ようやくロング休憩ポイントに来た。
雨がしのげて、水が確保できるところ。長かった、この区間。
これで精神的に追い込まれタイムも終わりだ。普通の精神状態に戻れる。助かった。
小雨から霧雨になり、一旦雨の止んだ夜の十津川村.....
今夜のお宿は約51km地点。ここまでかかった時間は11時間49分。うん、想定どおり。
気持ちが安堵すると、急に寒気がしてきた。もともとちょっとカゼ気味で来たからか、
雨のPWは暑いようでやっぱり濡れることで体温が奪われていたのか、
本格的にぶるぶるきたので、あわてて濡れたものを脱いで着替える。
あったかくなってほっと一息ついたら、ディナーの時間。実はこの時間をすごく楽しみにしていたのです。
メニューはこちらっ!
いや、フリーズドライですけどね(^^;
でもしっかりとした食感のある食べ物はやっぱりいい!腹も減ってたし。うますぎた。
でもペペロンチーノにすることはなかったかな。今度は親子丼かカレーにしよう(^^;
食後はさらにココアでほっこり。それはもう生まれて初めてほっこりしましたってくらい、ほっこり。
このためだけにジェットボイル担いできたかいがあったと、重いけど持ってきてよかったと感動。
でも小さいチタンのやつのほうがいいな、やっぱり.....
お腹一杯になったらもう何もすることないし、お休みタイム。
ここでまた初めて使用するアイテム「エマージェンシーシート」の登場!
これすごい、なんだこの暖かさは!結露しなかったら家でも使いたいレベル。
写真撮ろうと思ってたのに、ぐるぐる巻きにくるまったら気持ちよすぎて一気にドリームランドへ。
zzz......
途中ゲリラ豪雨で一時目が覚めたけど、ザック枕が頭の形にすっぽりフィットして
思いがけず熟睡。5時間くらい寝たかな。起きたら寒気も取れて、エナジーゲージはかなり復活!
では片付けて、出発の準備。残る小辺路はあと距離にして20km弱、越える峠はあと一つ!
ゴールの熊野本宮目指して進むのみ!できれば完全に夜が明けてから動きたかったけど、
どれだけかかるかわからないので、午前4:00、どうやっても元の大きさに戻らない
エマージェンシーシートを最後にザックに突っ込んで再度出発!
自身初のビバーク(っていってもいいのか?)は約7時間ほど。
疲れはとれたけど、あんまり楽しいもんでもなかったかな。コワイし勝手にビバークポイントにしたし(^^;
山の中でだったり、マットがあったりするとまた違うのかな。またいつかやってみよう。
AM4:00ですからもちろんまだ夜は明けてません。
天気も小雨パラパラ状態。レインウェアなしで長時間は体が冷えてまずいので、着込んでいく。
夜はしっかり看板探していかないと、あっというまに行き過ぎてしまいます。
幸いすぐに見つかって、最後のトーゲ、果無峠への上り開始!
この最後のトーゲは約6kmで一気に750mほど上ります。
最後もラクはさせてくれないのが小辺路です。
ここはほぼ直登。最初に果無集落を抜けていきますが、真っ暗の集落越えは結構コワイ....
やはり明るくなってからの方がよいですね。
これ写真ではユルそうですがなかなか急ですよ。
ふんばってふんばって進みます。
早く夜が明けてくれーと祈りながら、まだ暗いトレイルを延々上ります。
途中石畳が結構続くところがあって、そこはどう避けても石畳の上をいくしかなくて、なかなかテンポよく進まない。
コースはスイッチバックではなく、ひたすらまっすぐに天に向かう上りという感じ。
1kmで100m以上上るので後半になるにつれ、傾斜の角度がずんずん上がってきます。
でもこれで最後と言い聞かせてふんばります。
すると高い木で覆われていた前方がだんだんと開けだし、トップは間近ということを予感させてくれます。
そして、果無トーゲ、到着〜!
実は果無峠のトップは1062mあって、この看板のところはまだ760mくらい。
どうしようか迷ったけど、雨だし、真っ白だし、これは上ってもどうか?ということでトップはまだ今度。
最後の下りにかかります。約5kmで750m下る、超直下型コース!
フカフカのシングルトラックがほぼずーっと続きます。
ここにかぎらず小辺路のトレイルの路面状態はあまり踏み固められてなくて、フカフカのところが結構あります。
もちろんガレもあるんですが、概ね足裏にやさしいとても心地いい路面ですね。
これはとても気に入りました(^^
さあ、もう熊野本宮へはあと少し、いままでPWで温存してきたパワーをここで炸裂!
ガッツーンと下ります。
フカフカを走り、ガレ場を越えて、スイッチバックを通り抜けて突然ひらけたその先には......
熊野本宮ーーーーー!!!
もうかなり大声で叫びましたよ、この時は。ようやくですからね。
目標が見えてきて、さらに完全に夜が明けると俄然元気になります。
朝日差し込むトレイルも越えて、着地は気を抜かないけど、あとは脚が動くままに任せてコースを確実にトレース。
コースに木段が増えて来て、終わりの様相がちらほらここで踏み外してケガしないように進んでいくと、
木々のトンネルが突然途絶え、果無峠を完全に下りきる。ようやくここまで来た。
一昼夜をかけて進んできた、小辺路のトレイルパートはこれにて完。
長かったーーー!このトレイル抜けた時はほんとに感慨深かった。
予想以上の急な峠、夜の雨の舗装路、初のビバーク、色んなものを越えてここまで来たんだなーと。
さて、ほんとのゴールはあともう少し。最後の集落を通り過ぎて、最後は舗装路を約5km。
歩いたりジョグったり、道を教えてもらった地元の方から傘をもらったり(^^
え、そんなとこにコースがあるの?って唖然としたり。
そしてあと2kmほど。ここを抜ければゴールだ。
最後は団地の中を抜けるという意外な展開で、熊野本宮大社、ゴールしましたーーーー!
以外にこじんまりした鳥居。も、もうちょっと壮大なやつで向かえて欲しかったなあ....(^^;
もう頼みたい事は山ほどあるので(^^:しっかりとお参りお参り。
一つここはどうか何卒よしなにたくさんお願いいたしまする......
念願の熊野本宮お参を終えたら、この旅もあとはシメのみ。温泉だ。
バスで行こうと時間を見たら、なんとあと45分もこない。休んで待つという手もあったけど、
時間ももったいないので、渡瀬温泉まで歩いていくことに。
途中で道を聞いたらまたこれ傘をもらったり、大阪から来られたトレランチームの皆さんに会って
少しだけ話したり、おそらく憧れの大峰奥駆道の熊野本宮側の出口を見つけたり、
そうこうしてたらきっかり45分で渡瀬温泉に到着。
西日本最大の露天風呂でまる一日分の疲れと汚れをさっぱり落として、
それはもうゆったりほっこり。小辺路走破の達成感と満足感につつまれながら自分にしては珍しく、
ゆらゆらといつまでの湯に浸かっておりました...........
はい、これで今期2回目のロングトレイルチャレンジ、熊野古道小辺路の旅は完了です。
ずっと思いがあったところだけに最後まで行けたことはほんとにうれしいです。
とりあえず一回通したので、次に来るとしたら、伯母子岳のみとか果無峠のみとか、
もっと荷物を軽くして、ランを楽しめるように部分的に攻めてたいですね。
今回も丸二日時間をくれた家族に感謝です。ほんとにありがとね(^^
それから途中で会ったみなさんにも。又お会い出来たらどうぞよろしくです(^^
あっと!こんな長い記事をここまで読んでくださった方にも大感謝ですね。ほんとに長くてすいません(^^;
あとはデータ編で終わりですからね(^^;
▼データ編:水場とトイレ、その他
関西の他のロングトレイルに比べて、水場(自販機)とトイレはかなり充実していると思います。
特にキレイなトイレが印象的でした。大体の位置は以下です。
・約5km地点(大滝):水場とトイレ[水洗]
・約17km地点(大股):自販機とトイレ[水洗]
・約24km地点(伯母子峠):トイレと避難小屋の中に水(いつもあるとは多分限らない...)
・約33km地点(三浦峠手前):トイレ[水洗]
・約35km地点(三十丁の水):水場
・約38km地点(三浦峠):トイレ[簡易式]
・約51km地点(十津川温泉手前):自販機とトイレ[水洗]
・約53km地点(果無集落):水場
・約56km地点(果無峠観音堂):水場
※それぞれの距離は高野山からのおおよその距離です。計測機器によっては前後する可能性があります。
果無峠を下りきれば、国道に出ますので、熊野本宮までの間に自販機はたくさんあります。
集落にある水場はおそらく住民の方が管理してくださっているのでキレイに使いましょうねー。
それぞれの水場ではマイコップがあればとても便利です。
折りたたみ式のものをザックにひとつ入れておくとすぐに快適に飲めますよ。
あと、集落ではドコモが確実につながるところがあります。看板が上がってますからそこでは大丈夫です。
すいません、記録はしてないのですが、2カ所はありました。
SBは全てダメでしたね。プラチナバンドは地方へ優先的に発展させてほしいですよねー。特に山の中、たのみます。
コースとしては、今回私のとったコースはまあパターンのひとつですが、
高野山をもっと早朝に出て、夕方には十津川温泉着。そこで一泊して翌日熊野本宮へ。
というのが快適に楽しむにはベストだと思います。それだと夜間進行はなしで、
明るい時間帯に景色を楽しみながら進めますしね。
アクセスが悪いのはいかんともしがたいです。渡瀬温泉からの帰りはバスで2時間、JR特急で2時間、近鉄で45分と
自宅まで5時間くらいかかりましたから。5時間あったらもっと遠くへも行けるような気が....
はいそれでは本記事これにて完了です。
長々とすいませんでした。でもいいとこなのでぜひ一度行ってみてください!!
あ、晴れた日にね(^^;
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トレイルランで行くなんて状況ではなかったので、泣く泣く断念。
(で、替わりにいった高島でえらい目にあった...)
まあ今回も台風が近づいてはいたのだけど、関西に接近はしなかったので決行!
しかしこの日は、メジャーからローカルまであらゆるトレイルレースが目白押しの日。
みなさんどこかのレースに出てられたので、悲しいソロの旅に(ToT)
はい、では今回のスペックです。
・コース:熊野古道 小辺路(高野山~熊野本宮)
・総距離:68.16km
・総行動時間:16時間30分
・途中仮眠休憩時間:7時間
・累積標高:5,138m
そうです、今回はレースではなく、「旅」と位置づけていたので、はじめから最後まで
短い休憩だけで通してしまうのではなく、途中で大きく休憩を入れて、前後半の二部制としました。
まあ、通してしまうこともできなくはなかったかもしれませんが、そうすると後半は真夜中~明け方に
行動することになり、せっかくの景色もトレイルも全く楽しめなくなるので。
で、どんなコースだったかというと、これです。
今回のキーワードは「峠」です。メインとなる三つの峠を越えていくことになります。
(伯母子岳のすぐ手前に伯母子峠があります)
これがまた標高を見てもらったらわかると思いますが、
どれもギュギューンと上って、ガガーンと下る、急上昇急降下の峠なんです(ToT)
ひとつ峠を越えるときっちり下まで降ろされる。そしてまたひたすら上らされる...
これが連ちゃんでくるからたまらない。行く前は経験のある総距離と標高なんで
まあ大丈夫かなー、なんてお気楽全開だったのですが、すんませんナメてました...
山のハードさはやっぱり累積標高ですね。5000m以上なんて知りませんでしたから(泣)
峠おそるべし。これで「リンドー」に続いて「トーゲ」も恐ろしワードになってしまいました...
ではでは順にいきますよー!
今回は電車で現地まで、自宅最寄駅から揺られること約2時間。高野山からさらにバスに乗って
千手院橋ということろがスタート。ここはまだ観光のみなさんがにぎやかに(^^
でもそこから小辺路に向かうのは自分だけ...途中で乗り換えミスったので時間はAM9:00前くらい。
電車だとどうしてもスタートが遅くなるのが難ですね。
気合全開は最初からせずに小出しでスタート。そして最初の小さい峠。ろくろ峠。
まだまだ先は長いのでGO!
心配だった天気もなんとかもちそう。いい景色。
この最初の上りはしばらく林道です。轍がくっきりあるので、管理用の車の走るところなんでしょう。
傾斜もゆるやかなんでジョグりながら進みます。そのまま薄峠(ススキトーゲ)ってとこまで進んだら、
最初のウヒョー!な下り!
この後長い下りも出てきますが、まずは2kmほど。もうウヒョー!しかない感じ(^^
あんまりここで飛ばしても後が怖いので後半は左右に振ってスピード落としながら。
下りきったところで最初の集落、大滝です。
小辺路ではこの後も何度も出てくるんですが、集落の民家の庭先、軒先がコースになってます。
最初は「いいの?ここいいの?」って思うのですが住んでるみなさんも気にされてないようなので
次第にスルーに(^^;
そして杉林の中をしばらく上って、
一旦高野龍神スカイラインに出ます。これ完全に「舗装路」です。当然ながら。
まあ事前に知ってましたが、これは萎えますよねー。全編トレイルにしてほしいなー。
幸い傾斜はさほどでもないし、このスカイラインの併走は1.7kmほどなので、
普段のランの成果をここに。車に気をつけながらジョグ。
そして水ヶ峰の分岐に到着。
車に乗ってた人が「ギョッ」って感じでこっちを見てたけど。「なんか走ってきてるよ..ええ!?」
てな感じで(^^
ふー、ロード終わりー。これでまたトレイルに入れるなーと。地図を確認したら「林道」とのこと。
それでもロードよりはいいから林道楽しんでいくかー!とずんずん進んでいくと、
なんとこれがこんな林道...
げーっ!これは舗装路やないのーっ!確かに管理林道かもしれんけど、まさか舗装路とはなー...
このちょくちょく舗装路が出てくるのが小辺路の難なところです。何回か出てきます。
ここも下り基調なんですが、次にトレイルに入るまで4.5kmくらいあるんですよねー。
でもちょっと天気が怪しくなってきたので、がんばってラン。
時々看板が出てくるので見落とさないぐらいのスピードでひたすら進みます。
そしてようやく再びトレイル。この入り口がまた急に出てくるから見逃さないように注意です。
そしてまたウヒョー!な下り。こんどはシングルトラック。
これずっと続くのかと思いきや、困ったことに六甲縦走路の六甲山頂付近みたいに、
ロードになったり、トレイルになったりと出たり入ったりさせられます。
全部トレイルにしてくれー!!
で、下りきったら、大股ってところです。
川もあるけど水浴びするにはもうちょっときれいなほうがいいかな。
宿もあるので、普通に歩く人はここで一泊するようです。
自分はここまで約18kmほどを大体3時間くらい。いいペースで来れた。
ちょうど時間もお昼なんで、ここで小休憩しておにぎりを。
やはり行動食の王様はおにぎりだと思う。それも自分で塩加減を考えたやつ。
これで重くなければ全部おにぎりで行くのだけども....
さて、腹ごしらえを完璧にしたら次の目標は、コース中最も標高のある、
伯母子峠(オボコトーゲ)&伯母子岳のペア。
距離にして5.4kmだけど、その間稼ぐ標高が約650mほど。もうのっけから激上り。
杉林の中をずーーーっと上っていってる。見れども見れども先が見えない。
もちろんおんたけでマスタークラスにまでなった(自分認定)ポールの登場。
おんたけの再現がごとく、チキチキチキチキ竹馬スタイルで上っていきます。
しかし急だ...2kmほど上がったところで、なにやらトンテンカンと音が、ええ?家作ってる!?
聞けば全くその通りで、ここまで急な登山道2kmを全ての材料と道具を担いで持ってきてるのこと。
地元の民はハンパない...どこからそんなパワーが。しかももう、結構できてるし。
高野山からやってきたもの好きでっすーってちょっとお話して、コーラを分けてもらう。
紙コップになみなみと注いでくれたのがうれしかったし、うますぎた!みなさんありがとうございました!
気合入れなおして続き。これがまた途中で尾根筋みたいなところが一切ない、非常なまでの上り。
ああ、もうトーゲ怖い、トーゲしんどい...
ところでこの度の足元のパートナーはやはりカンタム。
突き上げ感のなさ、がっちりプロテクションは今回のコースにも最適。今期絶大な信頼をおいてます。
で、まだ着かない..トーゲ長い...
それでも進んでるとなんとか伯母子峠に到着。長かったー。これは長い。
そこで看板見ると、伯母子岳頂上はそこから15分いったところだという。
でもここの上りはじめから実は天気が怪しくなってきていて、山頂への道はこんな感じ。
霧に煙るブナ林の中とすーっと延びていくトレイルが幻想的で..........
ってうきゃー!!ゲンソウキライ!ゲンソウもういい!ゲンソウなくなれ(>_<)!
晴れのトレイルの方がいいに決まってるやろー!
しかしめったに来れない悲しいサガか、やっぱりコース最高峰は踏んどきたい。
で、行ったけどやっぱり予想通り.....なんも見えねー!!
もうどこをどう見ても真っ白なんで写真撮ったら早々と退散。
晴れてたら、大峰山脈がくわーっと見えてたはずなんですけどねー!残念すぎました。
と、峠に戻る途中横を見たら晴れてる!?
なんなのだ。でももどっても頂上は白いはずだと自分に言い聞かせて、引き返さないことにする。
峠に戻ってさあ、ここからは一気の下り、12kmで700mほど下ります。
上りも長いと下りも長いねー!トーゲはコワイねー...
ここからのトレイルは片側が切り立ったシングルトラック。長いのでちょいウヒョぐらいで駆けていく。
良く足元も見ながらウヒョー!
ひたすらこんなシングルトラックの繰り返しの中を下っていくのですが、なんせ長い。
下りは好きだけどこれは長い。
途中杉林を縫うように進むシングルトラックもあり、変化に富んだコースなんだけど、
これだけ続くと、
ウヒョヒョー!→ ウヒョー!→ウヒョ→ウ、ウヒョ...→ヒョ?
と最後近辺はそれはもうヘロヘロ。ぐんぐん下がっていく標高に、
「え、まだ下げるの?いやもうこれくらいで平行移動しないと次また最初にからなるから...」
といっても聞いてくれやしない。無常にもがっつり下ろされた果てにようやく脱出。
いやー、ここは上りも下りもきつかったー。
でもこのように長い下りの場合、足の横と縦のアーチをしっかり使って、
体重移動と第一次衝撃吸収をしないとあっという間にヒザやハム、股関節をやられてしまうので、
トレーニングにはもってこいですね。そうそうこんなトレイルはないですし(^^
きついながらも楽しかったかな。
そうこうしているうちにここまでで、スタートから距離にして約33kmと大体半分まできて、
すでに約7時間経過して、時間は午後4時。真夏より日が暮れるのは早くなってるから
あんまり休んでもいられない。なんせ「できるだけ夜間走行を短く」も
今回のテーマだったので、つり橋渡って先を急ぎます。
伯母子岳の下りでアップダウンがあるところがあったので、次の三浦峠は知らないうちに
越えてしまってるのでは?それならかなりラッキーと期待したのですが、
もちろんそんなのは淡い期待に終わり、三浦峠登山口はしっかり目の前にありました...
よし、このトーゲを越えて、十津川までいったら待望のロング休憩だ。
山頂まではコースタイムで3時間?よし、半分の1.5時間で上ってやろうやないの!
というわけで、約4kmで600m弱のトーゲの上り攻略を開始。
ここも途中で集落があって、その庭先に看板が立ってたりしてます。ニワトリ放し飼いまで(^^;
異様な存在感を放つ大木。もうちょっと暗くなってたらかなりコワイ。
このトーゲも容赦ない上り。
先が見えないほど続く木段があったり、すごく鋭角なスイッチバックの連続で、
とにかく休むところがない。だからとにかく上り続ける。
ひたすら上ってると急に視界が開ける。おっ、もうすぐかな。
風も強まってきたかと思ったらようやく最上部に到着。ふうっ。すんません、2時間かかりました.....
東屋があったので、しばし休憩。補給も。しかし時すでに18:00なので、急がないと下りの途中で
完全に日が落ちてしまう。遭難はないけど、初のトレイルで夜間走行は短いほうがいい。
ライトを装備、雨が降ってきたのでレインウェアも装備。
レインウェアはいつものモンテインのスペクトルモック。
最初はこんなの使うかな?なんて思ってたけど、もうこれ大活躍(^^;
3レイヤーでこの軽さ、eVentの透湿性、デザインと文句なしのお気に入りの一着。
いつかちゃんとレビューしたいと思いながらなかなか機会がない。こういうタイミングの度に
レビュー用の写真を、と思うけど大抵雨天時でさっさと進まないとヤバイことになる状況が
多いのでなかなかできない。いつかちゃんとやるからね、だから今回もよろしく!
では今度はおよそ6kmで800mほどの下りを開始。開始1時間くらいでもうとっぷり日が暮れてしまう。
あらら、夜間走行になってしまった。
夜間走行は写真が撮れないのもイヤなんですよねー。割と急な下りなのでスピードよりも
安全優先で下ります。ここはガレてる箇所も多く、滑らないよう気をつけないと足をとられてしまう
ところだらけ。まあもう疲れて走れないのでちょうどよかったのですが(^^;
この下りも実際の距離以上に長さを感じたけど、ひたすら無心に進む作戦でなんとかクリア。
一日目のトーゲはこれにて終了。全体通しても残すトーゲはあと一つ。
よし、じゃあ次はロング休憩、ビバークポイント目指して進むか!
コースはここから十津川村を抜けていきます。ほぼ平坦な道ですが完全に舗装路です....
ほんと小辺路はこういうの多い。ちょっと想定以上に多い。
村の道といっても街灯はとても少ない。ライトなしでは暗くて見えない。
ロング休憩は大体50km前後の地点と決めていたので、あとおよそ7km、MHPWタイム開始です。
(Midnight 舗装路 パワーウォーク)
しかしここで雨。しかも激しい雨。下りを進んできて暑かったけどレインウェアが脱げない。
フードもかぶらないとしのげないくらいの雨。
まったくなーと思いながらPW(パワーウォーク)全開で進む。人は一人も歩いてないし、
もちろん走ってる人もいない。民家のみなさんはすでに寝られているように静か。
そんな雨の中、ひたすらPW。
それでも車はたまにやってくる。ある親切な方が後ろから来て一度追い越してから戻ってきてくれた。
大丈夫かと、どこまで行くんだ乗せてやるぞと。
気持ちはとてもうれしかったし、もう全てかなぐり捨てて飛び乗りたかったけど、
「いやー、今、小辺路を進んでるんですよー」
と応えてしまう。あー、そんなら気をつけてな、と再び走りさる車....
自分の中A:「バカか!せっかく言ってくれたのに乗っておけよ!誰も見てないのに!」
自分の中B:「アホか!自分の脚で進まんと意味ないやろが!」
自分の中A:「ほんまにアホや....」
自分の中B:「ああ、結構後悔してるわ.....」
なんて自分の中で葛藤しながらの雨の十津川村、20:00頃、疲れで朦朧としながら先を急ぐ。
進んでると田舎特有の屋根付きガレージがどの家にもあるんだけど、
一時ほんとにここで寝かせてもらおうかと思った。明け方までに出て行けばわからないんじゃないか。
いや、やっぱり許可取った方がいいか、でもこの格好でこの時間にいきなり知らない人が
ピンポンしてきて出てきてくれるか?その上「いいよ」なんて言ってくれるか?
ネタのために試したい気もたくさんあったけど、やっぱり失礼なんでやめておく。
まだ続く雨の夜の十津川村。
対抗でやってくる車は、こっちのライトに反応して手前でスピードを落としてくる。
それで自分の近くまでやってきた時、車全体がぎょっ!ってなったように見えるのが楽しかった。
ほんとに車体がぶるって震えたようで、さらにヘッドライト(目)を見開くみたいな感じ。
さらに激しく雨の降る、夜の十津川村。
走れないけど、PWは快調。ここで自己最高のキロ9分34秒という記録が出る!
ここで出るかと自分に驚き。
レース後半で疲れきったときのジョグのタイムでこれぐらいの時があったなと思い出し、
今度から疲れたらPWにしようとこのとき決めた。
暗く、冷たい雨の降る夜の十津川村。
その後もキロ10分をキープして進行。ようやくロング休憩ポイントに来た。
雨がしのげて、水が確保できるところ。長かった、この区間。
これで精神的に追い込まれタイムも終わりだ。普通の精神状態に戻れる。助かった。
小雨から霧雨になり、一旦雨の止んだ夜の十津川村.....
今夜のお宿は約51km地点。ここまでかかった時間は11時間49分。うん、想定どおり。
気持ちが安堵すると、急に寒気がしてきた。もともとちょっとカゼ気味で来たからか、
雨のPWは暑いようでやっぱり濡れることで体温が奪われていたのか、
本格的にぶるぶるきたので、あわてて濡れたものを脱いで着替える。
あったかくなってほっと一息ついたら、ディナーの時間。実はこの時間をすごく楽しみにしていたのです。
メニューはこちらっ!
いや、フリーズドライですけどね(^^;
でもしっかりとした食感のある食べ物はやっぱりいい!腹も減ってたし。うますぎた。
でもペペロンチーノにすることはなかったかな。今度は親子丼かカレーにしよう(^^;
食後はさらにココアでほっこり。それはもう生まれて初めてほっこりしましたってくらい、ほっこり。
このためだけにジェットボイル担いできたかいがあったと、重いけど持ってきてよかったと感動。
でも小さいチタンのやつのほうがいいな、やっぱり.....
お腹一杯になったらもう何もすることないし、お休みタイム。
ここでまた初めて使用するアイテム「エマージェンシーシート」の登場!
これすごい、なんだこの暖かさは!結露しなかったら家でも使いたいレベル。
写真撮ろうと思ってたのに、ぐるぐる巻きにくるまったら気持ちよすぎて一気にドリームランドへ。
zzz......
途中ゲリラ豪雨で一時目が覚めたけど、ザック枕が頭の形にすっぽりフィットして
思いがけず熟睡。5時間くらい寝たかな。起きたら寒気も取れて、エナジーゲージはかなり復活!
では片付けて、出発の準備。残る小辺路はあと距離にして20km弱、越える峠はあと一つ!
ゴールの熊野本宮目指して進むのみ!できれば完全に夜が明けてから動きたかったけど、
どれだけかかるかわからないので、午前4:00、どうやっても元の大きさに戻らない
エマージェンシーシートを最後にザックに突っ込んで再度出発!
自身初のビバーク(っていってもいいのか?)は約7時間ほど。
疲れはとれたけど、あんまり楽しいもんでもなかったかな。コワイし勝手にビバークポイントにしたし(^^;
山の中でだったり、マットがあったりするとまた違うのかな。またいつかやってみよう。
AM4:00ですからもちろんまだ夜は明けてません。
天気も小雨パラパラ状態。レインウェアなしで長時間は体が冷えてまずいので、着込んでいく。
夜はしっかり看板探していかないと、あっというまに行き過ぎてしまいます。
幸いすぐに見つかって、最後のトーゲ、果無峠への上り開始!
この最後のトーゲは約6kmで一気に750mほど上ります。
最後もラクはさせてくれないのが小辺路です。
ここはほぼ直登。最初に果無集落を抜けていきますが、真っ暗の集落越えは結構コワイ....
やはり明るくなってからの方がよいですね。
これ写真ではユルそうですがなかなか急ですよ。
ふんばってふんばって進みます。
早く夜が明けてくれーと祈りながら、まだ暗いトレイルを延々上ります。
途中石畳が結構続くところがあって、そこはどう避けても石畳の上をいくしかなくて、なかなかテンポよく進まない。
コースはスイッチバックではなく、ひたすらまっすぐに天に向かう上りという感じ。
1kmで100m以上上るので後半になるにつれ、傾斜の角度がずんずん上がってきます。
でもこれで最後と言い聞かせてふんばります。
すると高い木で覆われていた前方がだんだんと開けだし、トップは間近ということを予感させてくれます。
そして、果無トーゲ、到着〜!
実は果無峠のトップは1062mあって、この看板のところはまだ760mくらい。
どうしようか迷ったけど、雨だし、真っ白だし、これは上ってもどうか?ということでトップはまだ今度。
最後の下りにかかります。約5kmで750m下る、超直下型コース!
フカフカのシングルトラックがほぼずーっと続きます。
ここにかぎらず小辺路のトレイルの路面状態はあまり踏み固められてなくて、フカフカのところが結構あります。
もちろんガレもあるんですが、概ね足裏にやさしいとても心地いい路面ですね。
これはとても気に入りました(^^
さあ、もう熊野本宮へはあと少し、いままでPWで温存してきたパワーをここで炸裂!
ガッツーンと下ります。
フカフカを走り、ガレ場を越えて、スイッチバックを通り抜けて突然ひらけたその先には......
熊野本宮ーーーーー!!!
もうかなり大声で叫びましたよ、この時は。ようやくですからね。
目標が見えてきて、さらに完全に夜が明けると俄然元気になります。
朝日差し込むトレイルも越えて、着地は気を抜かないけど、あとは脚が動くままに任せてコースを確実にトレース。
コースに木段が増えて来て、終わりの様相がちらほらここで踏み外してケガしないように進んでいくと、
木々のトンネルが突然途絶え、果無峠を完全に下りきる。ようやくここまで来た。
一昼夜をかけて進んできた、小辺路のトレイルパートはこれにて完。
長かったーーー!このトレイル抜けた時はほんとに感慨深かった。
予想以上の急な峠、夜の雨の舗装路、初のビバーク、色んなものを越えてここまで来たんだなーと。
さて、ほんとのゴールはあともう少し。最後の集落を通り過ぎて、最後は舗装路を約5km。
歩いたりジョグったり、道を教えてもらった地元の方から傘をもらったり(^^
え、そんなとこにコースがあるの?って唖然としたり。
そしてあと2kmほど。ここを抜ければゴールだ。
最後は団地の中を抜けるという意外な展開で、熊野本宮大社、ゴールしましたーーーー!
以外にこじんまりした鳥居。も、もうちょっと壮大なやつで向かえて欲しかったなあ....(^^;
もう頼みたい事は山ほどあるので(^^:しっかりとお参りお参り。
一つここはどうか何卒よしなにたくさんお願いいたしまする......
念願の熊野本宮お参を終えたら、この旅もあとはシメのみ。温泉だ。
バスで行こうと時間を見たら、なんとあと45分もこない。休んで待つという手もあったけど、
時間ももったいないので、渡瀬温泉まで歩いていくことに。
途中で道を聞いたらまたこれ傘をもらったり、大阪から来られたトレランチームの皆さんに会って
少しだけ話したり、おそらく憧れの大峰奥駆道の熊野本宮側の出口を見つけたり、
そうこうしてたらきっかり45分で渡瀬温泉に到着。
西日本最大の露天風呂でまる一日分の疲れと汚れをさっぱり落として、
それはもうゆったりほっこり。小辺路走破の達成感と満足感につつまれながら自分にしては珍しく、
ゆらゆらといつまでの湯に浸かっておりました...........
はい、これで今期2回目のロングトレイルチャレンジ、熊野古道小辺路の旅は完了です。
ずっと思いがあったところだけに最後まで行けたことはほんとにうれしいです。
とりあえず一回通したので、次に来るとしたら、伯母子岳のみとか果無峠のみとか、
もっと荷物を軽くして、ランを楽しめるように部分的に攻めてたいですね。
今回も丸二日時間をくれた家族に感謝です。ほんとにありがとね(^^
それから途中で会ったみなさんにも。又お会い出来たらどうぞよろしくです(^^
あっと!こんな長い記事をここまで読んでくださった方にも大感謝ですね。ほんとに長くてすいません(^^;
あとはデータ編で終わりですからね(^^;
▼データ編:水場とトイレ、その他
関西の他のロングトレイルに比べて、水場(自販機)とトイレはかなり充実していると思います。
特にキレイなトイレが印象的でした。大体の位置は以下です。
・約5km地点(大滝):水場とトイレ[水洗]
・約17km地点(大股):自販機とトイレ[水洗]
・約24km地点(伯母子峠):トイレと避難小屋の中に水(いつもあるとは多分限らない...)
・約33km地点(三浦峠手前):トイレ[水洗]
・約35km地点(三十丁の水):水場
・約38km地点(三浦峠):トイレ[簡易式]
・約51km地点(十津川温泉手前):自販機とトイレ[水洗]
・約53km地点(果無集落):水場
・約56km地点(果無峠観音堂):水場
※それぞれの距離は高野山からのおおよその距離です。計測機器によっては前後する可能性があります。
果無峠を下りきれば、国道に出ますので、熊野本宮までの間に自販機はたくさんあります。
集落にある水場はおそらく住民の方が管理してくださっているのでキレイに使いましょうねー。
それぞれの水場ではマイコップがあればとても便利です。
折りたたみ式のものをザックにひとつ入れておくとすぐに快適に飲めますよ。
あと、集落ではドコモが確実につながるところがあります。看板が上がってますからそこでは大丈夫です。
すいません、記録はしてないのですが、2カ所はありました。
SBは全てダメでしたね。プラチナバンドは地方へ優先的に発展させてほしいですよねー。特に山の中、たのみます。
コースとしては、今回私のとったコースはまあパターンのひとつですが、
高野山をもっと早朝に出て、夕方には十津川温泉着。そこで一泊して翌日熊野本宮へ。
というのが快適に楽しむにはベストだと思います。それだと夜間進行はなしで、
明るい時間帯に景色を楽しみながら進めますしね。
アクセスが悪いのはいかんともしがたいです。渡瀬温泉からの帰りはバスで2時間、JR特急で2時間、近鉄で45分と
自宅まで5時間くらいかかりましたから。5時間あったらもっと遠くへも行けるような気が....
はいそれでは本記事これにて完了です。
長々とすいませんでした。でもいいとこなのでぜひ一度行ってみてください!!
あ、晴れた日にね(^^;
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Posted by まっつんパパ at 00:04│Comments(18)
│小辺路
この記事へのコメント
毎度お疲れ様です!!
読んでいたら夜更かししてしまいました。
私も行ってみたくなりました。2時間で行けるなら近いですねー。
初体験のビバーク羨ましいです。
やっぱり初体験は楽しいものですよね。ちょっとワクワクしますよ。
自分を撮影する余裕が凄いです。
私ならもうええっかとサボります、きっと。
また誘ってくださいなー!
しっかりKSZしてね。
読んでいたら夜更かししてしまいました。
私も行ってみたくなりました。2時間で行けるなら近いですねー。
初体験のビバーク羨ましいです。
やっぱり初体験は楽しいものですよね。ちょっとワクワクしますよ。
自分を撮影する余裕が凄いです。
私ならもうええっかとサボります、きっと。
また誘ってくださいなー!
しっかりKSZしてね。
Posted by ケン at 2012年09月29日 00:52
おもしろ過ぎます!!
今回も一度でいろんな経験しましたね。
お誘いしていただいてこんなおもしろかったのに
行けなくて残念です。。。
でも、2人で経験するのと1人で経験するのとでは
より大きな経験になると思うので
1人もよかったのではないでしょうか。
また、誘ってください
いずれ縦走もしましょう。
今回も一度でいろんな経験しましたね。
お誘いしていただいてこんなおもしろかったのに
行けなくて残念です。。。
でも、2人で経験するのと1人で経験するのとでは
より大きな経験になると思うので
1人もよかったのではないでしょうか。
また、誘ってください
いずれ縦走もしましょう。
Posted by はっぴきゃんぱー at 2012年09月29日 09:14
ご無沙汰してます。
たれぞうです!
相変わらずがんばってますね!
いやいや、大いに楽しんでますね‼
夜通しでの一人トレラン。
楽しそうですが怖そうです 笑!
でも、いろんな景色を見て、いろんな人に出会う事の出来るトレランて最高ですね‼
ぼくもUTMF、野沢温泉と失敗レースが続き、もうダメかなぁ…なんて考えもしたけどやっぱり山は楽しいし、いろんな人との出会いも嬉しいので、もう少しがんばって、いやいや楽しみたいと思います!
ハセツネ迄
一週間。相変わらず仕事も忙しく万全ではないですが開き直ってウヒョーってな感じで楽しんで来ます。 笑‼
たれぞうです!
相変わらずがんばってますね!
いやいや、大いに楽しんでますね‼
夜通しでの一人トレラン。
楽しそうですが怖そうです 笑!
でも、いろんな景色を見て、いろんな人に出会う事の出来るトレランて最高ですね‼
ぼくもUTMF、野沢温泉と失敗レースが続き、もうダメかなぁ…なんて考えもしたけどやっぱり山は楽しいし、いろんな人との出会いも嬉しいので、もう少しがんばって、いやいや楽しみたいと思います!
ハセツネ迄
一週間。相変わらず仕事も忙しく万全ではないですが開き直ってウヒョーってな感じで楽しんで来ます。 笑‼
Posted by たれぞう at 2012年09月29日 13:18
お久しぶりです!
やりましたね~念願の小辺路 おめでとうございます。
いい経験ですよね、ほんと単独ロングは凄いっすよ。
僕はゲンソーがコワイので一人は無理かも(笑)
また、ロング&DANGANやりましょう。
移動時間5時間でしたら・・・白山どうです?
ご検討を(笑)
やりましたね~念願の小辺路 おめでとうございます。
いい経験ですよね、ほんと単独ロングは凄いっすよ。
僕はゲンソーがコワイので一人は無理かも(笑)
また、ロング&DANGANやりましょう。
移動時間5時間でしたら・・・白山どうです?
ご検討を(笑)
Posted by toyo at 2012年09月30日 06:29
遅くなりましたが、ようやく読み終わりました。相変わらずの楽しいブログ、笑わせてもらいました! ウヒョー → ウヒョ → ヒョ?(^^)
ビバークありのロングソロトレイル、今回もかな〜り経験値上がりましたよね。
2日間も自由時間をもらえるなんて、羨ましいかぎりです。
六甲CBは出られるんでしたっけ? 御一緒出来たら、嬉しいです。
ではでは〜
ビバークありのロングソロトレイル、今回もかな〜り経験値上がりましたよね。
2日間も自由時間をもらえるなんて、羨ましいかぎりです。
六甲CBは出られるんでしたっけ? 御一緒出来たら、嬉しいです。
ではでは〜
Posted by shigekaji at 2012年09月30日 23:29
>ケンさん
毎度ありがとうございます!
アップしてすぐに見てもらったんですね!夜更かしして書いたので、
夜更かししてみてもらえると嬉しいです。
今度のビバークは山の中でやりたいものです。
でも水場の近くで距離的にいいところがなかなかなくて。
まあ以外に寝れるものでした。
自分撮りは全くブログのためですが、後半になるとなかなか疲れてできなく
なるのがまだまだです。
レース中にもやるのが目標ですから(^^
次回はぜひぜひ行きましょー!
毎度ありがとうございます!
アップしてすぐに見てもらったんですね!夜更かしして書いたので、
夜更かししてみてもらえると嬉しいです。
今度のビバークは山の中でやりたいものです。
でも水場の近くで距離的にいいところがなかなかなくて。
まあ以外に寝れるものでした。
自分撮りは全くブログのためですが、後半になるとなかなか疲れてできなく
なるのがまだまだです。
レース中にもやるのが目標ですから(^^
次回はぜひぜひ行きましょー!
Posted by まっつんパパ at 2012年10月01日 03:08
>はっぴーきゃんぱー
来たらよかったのに(^^
まあ思いっきり重なってたから無理よねー。
しかもそっちの山の方がキレイしね。
確かに一人だとどんな状況でも全て一人で判断しないといけないので、
経験値という意味ではいいかも。
でもさみしいかなー。夜は特に。
今回でパワーアップしたのかどうかはよくわからないけど、
なんか「なんでも来い!」って思えるところはできたかな。
次回はぜひにー!
縦走もいつかはよろしくねー!
来たらよかったのに(^^
まあ思いっきり重なってたから無理よねー。
しかもそっちの山の方がキレイしね。
確かに一人だとどんな状況でも全て一人で判断しないといけないので、
経験値という意味ではいいかも。
でもさみしいかなー。夜は特に。
今回でパワーアップしたのかどうかはよくわからないけど、
なんか「なんでも来い!」って思えるところはできたかな。
次回はぜひにー!
縦走もいつかはよろしくねー!
Posted by まっつんパパ at 2012年10月01日 03:13
>たれぞうさん
たれぞうさん!!
どうしてはるのかと思ってましたよ!FBでも見つけられなかったので...
お元気そうでなによりです。
今回は完全に楽しむためのみで行きました。
上りでも下りでも追い込みゼロだったので、残念ながら走力アップには
つながらなかったかも...
やっぱり「楽しむ」と楽しいですね。
これをトレーニングにしちゃってたら、楽しくなかったかもしれません。
また次にがんばる元気を養う為にも、たまにはウヒョー!なロングもですね。
次はハセツネですね、ここに最初にコメントしてくださったケンさん、
たれぞうさんのあとのtoyoさんも出場されますよ。
(ってこれだけで会うのは難しいかもしれませんが...)
今回も応援してますよー!最後まで楽しみきったら結果はきっとついてきますよ!
きっと!
たれぞうさん!!
どうしてはるのかと思ってましたよ!FBでも見つけられなかったので...
お元気そうでなによりです。
今回は完全に楽しむためのみで行きました。
上りでも下りでも追い込みゼロだったので、残念ながら走力アップには
つながらなかったかも...
やっぱり「楽しむ」と楽しいですね。
これをトレーニングにしちゃってたら、楽しくなかったかもしれません。
また次にがんばる元気を養う為にも、たまにはウヒョー!なロングもですね。
次はハセツネですね、ここに最初にコメントしてくださったケンさん、
たれぞうさんのあとのtoyoさんも出場されますよ。
(ってこれだけで会うのは難しいかもしれませんが...)
今回も応援してますよー!最後まで楽しみきったら結果はきっとついてきますよ!
きっと!
Posted by まっつんパパ at 2012年10月01日 03:20
>toyoさん
すんません、一人で行ってしまいました。
いやー単独ロングは夜がとてつもなくさみしいです。
またtoyoさんと一緒に迷いたかった(^^;
ゲンソーはね、もうほんとにいらないですよ、遠慮しときますよ、
だってゲンソーばっかりなのだもの!
晴れは何回見てもいいですがゲンソーは一回で十分です(^^
白山いいですねー!
第二回のDANGANできてないですから、また作戦練りましょう!
BOSS攻略の(^^;
すんません、一人で行ってしまいました。
いやー単独ロングは夜がとてつもなくさみしいです。
またtoyoさんと一緒に迷いたかった(^^;
ゲンソーはね、もうほんとにいらないですよ、遠慮しときますよ、
だってゲンソーばっかりなのだもの!
晴れは何回見てもいいですがゲンソーは一回で十分です(^^
白山いいですねー!
第二回のDANGANできてないですから、また作戦練りましょう!
BOSS攻略の(^^;
Posted by まっつんパパ at 2012年10月01日 03:25
>shigakajiさん
もうこんな長くてすいません。これPCならまだしもiPhoneなんかからだと
かなりつかれますよね。
でも道中を同じく感じてもらうため、この長さなんです....
ってまとめきれてないだけです(^^;
山の経験値はあがったのかな?
トレイル「ランナー」としてはもっと走る区間を増やさないとだめですが...
今回の二日間は以前から仕込みはしていたものの、
かなり強奪気味でした(^^;
その影響が六甲CBに出始めてるような出てないような....
ランももちろんですが語りもしたいですよねー(^^
もうこんな長くてすいません。これPCならまだしもiPhoneなんかからだと
かなりつかれますよね。
でも道中を同じく感じてもらうため、この長さなんです....
ってまとめきれてないだけです(^^;
山の経験値はあがったのかな?
トレイル「ランナー」としてはもっと走る区間を増やさないとだめですが...
今回の二日間は以前から仕込みはしていたものの、
かなり強奪気味でした(^^;
その影響が六甲CBに出始めてるような出てないような....
ランももちろんですが語りもしたいですよねー(^^
Posted by まっつんパパ at 2012年10月01日 03:33
楽しかったです!
なんか自分が旅した気分になりましたよ!
今度は沢山のメンバーで行きましょう!
ワイワイガヤガヤ言いながら修学旅行気分も楽しいかも。
道案内役がいると心強いですしね。
でもソロでのこの行程・・・凄いですよね。
一人で山中でビバークなんて凄すぎです。
私なら怖さに負けて夜通し歩いて昼間に寝てると思いますよ。
遅くなりなりましたがお疲れ様でした。
なんか自分が旅した気分になりましたよ!
今度は沢山のメンバーで行きましょう!
ワイワイガヤガヤ言いながら修学旅行気分も楽しいかも。
道案内役がいると心強いですしね。
でもソロでのこの行程・・・凄いですよね。
一人で山中でビバークなんて凄すぎです。
私なら怖さに負けて夜通し歩いて昼間に寝てると思いますよ。
遅くなりなりましたがお疲れ様でした。
Posted by masuo at 2012年10月03日 12:44
>masuoさん
旅した気分になってもらえたなんてうれしすぎです(^^
でも今回ほんとに記事として長かったようですね...
そのような声がちらほら...
ビバ−クのところで分ければよかったかな(^^;
みんなで小辺路はたのしそうですね!ロング遠足ですよ。
ぜひぜひ!
今回ほんとにコース途中で会ったのはハイカー一組のみで
トレイルランナーは皆無だったんですよ。
なので夜はちょーコワイ。
やっぱり一人より大勢がいいです。
旅した気分になってもらえたなんてうれしすぎです(^^
でも今回ほんとに記事として長かったようですね...
そのような声がちらほら...
ビバ−クのところで分ければよかったかな(^^;
みんなで小辺路はたのしそうですね!ロング遠足ですよ。
ぜひぜひ!
今回ほんとにコース途中で会ったのはハイカー一組のみで
トレイルランナーは皆無だったんですよ。
なので夜はちょーコワイ。
やっぱり一人より大勢がいいです。
Posted by まっつんパパ at 2012年10月04日 02:42
初めまして。
花園公園のジョギングコースを検索していたら辿り着きました。
趣味がロードバイクなので、OFFシーズン中のトレの為に走ってる不謹慎者です(笑)
トレラン、自分も興味津々です。
以前TVでモンブランの放送を見て以来、漠然とした憧れを抱いていました。
一部では環境破壊等の問題も指摘されているようですが..個々人の心掛けですよね。
いつかはデビューしたいのですが、まずはロードで足腰鍛えます(汗っ!
花園公園のジョギングコースを検索していたら辿り着きました。
趣味がロードバイクなので、OFFシーズン中のトレの為に走ってる不謹慎者です(笑)
トレラン、自分も興味津々です。
以前TVでモンブランの放送を見て以来、漠然とした憧れを抱いていました。
一部では環境破壊等の問題も指摘されているようですが..個々人の心掛けですよね。
いつかはデビューしたいのですが、まずはロードで足腰鍛えます(汗っ!
Posted by hiro at 2012年11月09日 11:12
>hiroさん
こんにちはー!
花園公園ってことはご近所さんですかね?
以前は休みの日はそこばっかり走ってたんですが、最近時間がとれなくて
あんまりいけてないのです...
またくるくるまわりに行きたいところです。
ロードバイクされてるなら基礎体力はばっちりなんで、
トレランもすぐに駆け出せるのでは?
生駒でも楽しめるところはありますよ(^^
環境の問題はおっしゃるとおりです。
個人の心がけだけで解決できることはたくさんありますよ。
デビューお待ちしております。
そして一緒にモンブランを目指しましょう!(^^
こんにちはー!
花園公園ってことはご近所さんですかね?
以前は休みの日はそこばっかり走ってたんですが、最近時間がとれなくて
あんまりいけてないのです...
またくるくるまわりに行きたいところです。
ロードバイクされてるなら基礎体力はばっちりなんで、
トレランもすぐに駆け出せるのでは?
生駒でも楽しめるところはありますよ(^^
環境の問題はおっしゃるとおりです。
個人の心がけだけで解決できることはたくさんありますよ。
デビューお待ちしております。
そして一緒にモンブランを目指しましょう!(^^
Posted by まっつんhパパ at 2012年11月09日 17:53
はじめまして。美麗パパと申します。
色々とトレランのページや六甲山で探してたら辿り着きました。
色んな事をされててうらやましい限りっす。
おまけにいつかはしてみたいなぁ~と思ってた「熊野古道」を走られてる!
凄過ぎます。ギアのレビューや写真の撮り方色々と参考になります。
SHMWのセッション楽しいですよね^^。
また覗かせて頂きます~。
色々とトレランのページや六甲山で探してたら辿り着きました。
色んな事をされててうらやましい限りっす。
おまけにいつかはしてみたいなぁ~と思ってた「熊野古道」を走られてる!
凄過ぎます。ギアのレビューや写真の撮り方色々と参考になります。
SHMWのセッション楽しいですよね^^。
また覗かせて頂きます~。
Posted by 美麗パパ at 2012年11月12日 23:49
>美麗パパ
はじめましてー!いろんなブログの中から
ここへ辿り着いていただいてありがとうございます!
おかげさまでなんやかんややってます(^^
なんか参考になったり、行きたくなったり、やりたくなったりしてもらえれば
書いてて本望です(^^
小辺路はいいですよー、それなりにハードですが六甲縦走いけたなら大丈夫です。
ぜひぜひ行かれてみてください。
SHMWのセッションにも参加されてるのですね。
自分も行きたいのあるのですが、最近はなかなか時間が合わずで
行けないのがとても残念です。
セッションの内容はもちろんいいのですが、
来てる方々がまたいいひとばっかりなんですよねー。
ちょっと最近更新頻度落ちてますが、またまたお越しくださいませ~
今後ともよろしくですー!
はじめましてー!いろんなブログの中から
ここへ辿り着いていただいてありがとうございます!
おかげさまでなんやかんややってます(^^
なんか参考になったり、行きたくなったり、やりたくなったりしてもらえれば
書いてて本望です(^^
小辺路はいいですよー、それなりにハードですが六甲縦走いけたなら大丈夫です。
ぜひぜひ行かれてみてください。
SHMWのセッションにも参加されてるのですね。
自分も行きたいのあるのですが、最近はなかなか時間が合わずで
行けないのがとても残念です。
セッションの内容はもちろんいいのですが、
来てる方々がまたいいひとばっかりなんですよねー。
ちょっと最近更新頻度落ちてますが、またまたお越しくださいませ~
今後ともよろしくですー!
Posted by まっつんパパ at 2012年11月13日 20:09
はじめまして
5月の終わりに
2人パーティで 高野山 -十津川村までの56kmを
夜コヘジしました。 23時スタート 10時半ごーる
コヘジすごいいいところですよね
フルコヘジ 梅雨明けチャレンジしてみます!
5月の終わりに
2人パーティで 高野山 -十津川村までの56kmを
夜コヘジしました。 23時スタート 10時半ごーる
コヘジすごいいいところですよね
フルコヘジ 梅雨明けチャレンジしてみます!
Posted by ホネウヲギノ at 2013年06月20日 20:07
>ホネウヲギノさん
こんにちは!はじめまして!
夜小辺路ってほんとにその名の通りではないですか!
十津川までの二つの峠を夜に越えたんですよね?!
それはスゴイな.....
ビックリです(°_°)
十津川から先も厳しいですがいいコースなので次はぜひ通してみてください。
なるべく昼間がいいと思いますが(^^;;
これからもどーぞよろしくです!
こんにちは!はじめまして!
夜小辺路ってほんとにその名の通りではないですか!
十津川までの二つの峠を夜に越えたんですよね?!
それはスゴイな.....
ビックリです(°_°)
十津川から先も厳しいですがいいコースなので次はぜひ通してみてください。
なるべく昼間がいいと思いますが(^^;;
これからもどーぞよろしくです!
Posted by まっつんパパ at 2013年06月20日 23:00