ここは東大阪からは80km弱、ナビの表示で1時間40分ぐらいで着きます。
名阪国道 針ICで降りてからが長いですが、近場なのがありがたいです。
現地に到着する直前、時間といいますか時代が止まったような
とても風情のある村を抜けていきます。
縁側があって、庭があってという家が続く、「故郷」、「田舎」、「おばあちゃん」等の
キーワードとともに誰もが頭の中に思い描く山の中の村そのもののところです。
いろんなところにキャンプに行ってますが、ここまでのところはあるようで
ありませんでした。
それを見てウチの二人が、
兄:「昔の町みたいー」
弟:「サカモトリョウマのまちみたいー」
と珍しく感心しながら窓の外の風景に見入っていたのが印象的で、
父としてちょっとうれしかった瞬間でした。
あ、いいとこに連れてくることができたな、って。
そんな静かな村の中と高い木々の間の国道をクネクネと縫うように抜けていくと、
左手に茶色い建物の「やはた温泉」があらわれたところで到着です。
川遊びポイントはこの建物の裏側を下ったところになります。
駐車場はその前を通って坂を降りたところにありまして、
無料なのがとてもありがたいです。
到着は9時でしたがすでに半分ぐらいは埋まってました。
遊びに行くときの行動はみなさん早いですよねー!
ウチも早く出てよかった。
着くと同時に後ろのドアから飛び出す子供達。
「行っていい?先行っといていい?」
だあー!待て!ちょっと待て!ここは初めてやからちょっと待て!
なんとか引き止めて一緒に川に降りると・・・
あらまなんてコンパクトな風景でしょ。
写真で見たときはもっと大きな橋かと思っていたら結構短いです。
でも
「山」、「橋」、「川」は、
「見たら必ずワクワクする夏の風景」の中の
三大アイテムですよねー。この三つがキレイに見えるところはほぼ満足できます^^
水はこんな感じ。キラキラです。
もちろん水の中もチェック!
おお!なんか光が差してるではないですか。
ガヤガヤゴミゴミの自宅周辺から1時間40分ほどでこの水なら十分合格ポイント獲得です。
これは楽しくなりそうだ!
こちらはふるさと村へ渡る橋の下付近。
浅瀬に砂場の底が透き通ってるのと、休憩ポイントを作ってくれてるかのような
緑の生え具合が絵になりますねー。
スタンバイOKの後、いきなり駆け出す次男!
おー、どこまでの駆けてゆけー!
そうこうしてるウチにこの日ご一緒してもらった、HYOUTANさんファミリーが到着。
前週の海山に続いて、2週連続でご一緒川遊びです^^
はい、兄コンビは合流と同時にいつものポーズで魚捕りスタート。
延々続けて、ふたりとも一向に上がってきません。
まず午前の部の成果がこちら。
これはカワヨシノボリかな。
このあと同じ魚をわんさか捕まえ、さらにカワムツも頑張って捕まえてました。
アマゴも確実にいるのですが、なかなか難しいですねー、彼らは。
この日のお昼はまたまたスーパーシンプルにそーめんとおにぎり。
もちろんソーメンはすでに湯掻いたものです。
これなら火の道具がいらないし、調理&片付け時間をのんびりタイムかお遊びタイムに
当てられますからね。
その後ちょっと散策タイム。
こちらはトイレと管理棟?になるのかな。
橋を渡ってふるさと村の建物に向かう前の一枚。
影と、木々と、川の水のコントラストが癒されますねー。
はい、ここがふるさと村の建物です。昔の学校を改装したらしく、
吉野という場所に雰囲気ぴったりの建物です。
宿泊施設になっていて、外部利用も可能な食堂もあります。
この日は満室のようで運動場にあたるところに車がたくさん止まっていました。
ふるさと村にかかる橋から見た、今日のお遊びポイント、
やはた温泉含む、四郷川の一枚。
左手の水車小屋がまた風情があるでしょ。
昼前後からはかなり人が増えてきて、岸ではタープやブルーシートが隣と隙間なく
設置されてびっしり。一時市民プール状態になりました。
橋から見た反対側、この写真の奥もずっと国道沿いに川が続きます。
橋のたもとにあるテントサイト。テントサイト?
あれ?ここには常設テントだったはずやけど・・・
まあどっちにしろプライベート感があるとかないとかいう以前のレベルのものなので、
ここでテント張ることはまずないですねー^^;
ちょっとローアングルで。
どーして水場って見てるだけでもこんなに楽しいんでしょうか!
それってやはり走ることみたいに、人間が元々持つ・・・・
あ、ここでは話題違い。やめときます^^;
午後にちょっと奥まで進んでみました。
このあたりは流れがあるので、水がさらにキレイです。チビアマゴもたくさんいます。
少し傾きかけた午後のやさしい日差しに川面が輝いてます。
あー、どうして水場ってこんなに次々とうれしい感情を引き起こしてくれるの?
帰りたくなくるやないの^^
ここに来て、ちょっと驚いたのがこのトンボ達。
人のそばでもすぐにとまります。
ちょっと網を立てて休んでるとすぐにこうやって止まります。
スレてない昆虫ってなかなかないけど、まさにそんな感じで無防備というか
ここまでくるともう
「人懐っこい」って感じ。
「遊ぼ?」
って声さえ聞こえてきそうなぐらい近くにすーっときてとまります。
ここでは普通なのかなあ。いや昔はどこでもそうやったのかなあ。
おかげでウチの次男でもぱかぱか捕まえれて、
いつもそんなに捕れないからかなりご満悦でした。ちゃんと後で逃がしてましたけどね^^
そしてこんな方も、これも捕まえたのは次男。
岩の上で、
「休んどったから捕まえた」
らしい^^
これくらいの大きさを素手で捕まえたのは初めてだったので、またまたご満悦。
この後、手足の生えたオタマジャクシも捕まえて、ご満悦度2割増!
とっても楽しかったようです。
ここは流れも緩やかで川幅もせまく、深さもあっても大人の腰ぐらい。
お子さんの年齢にもよりますが、目の届く範囲であれば、
ぴったり着いていなくても見ていてることができるのは良かったです。
もちろん小さい子のみで完全フリーは厳禁ですけどね。
結局、16:00頃までたっぷり楽しんで、温泉へ。
湯船はひとつだけで広いところではないですが、中は清潔で川も見れますし
感じのいいところでした。
ただ時間帯によっては集中するんで混んだらせまいかもです。
一日川でキレイな川で遊べて、上がったらすぐに温泉。これはなかなかいいとこですよー!
しかも近いし。次の夏もきっとリピートすると思います。
一日人で大賑わいだった川も17:00頃には平穏を取り戻して、
人が多い間はすこし濁っていた川の水もまた澄んできてました。
すると、どこにいたのか魚達もスルスルともどってきて、
兄コンビが「あ、でっかいのおる!さっきおれへんかったのに!」と。
いやいやここからは魚たちの時間。
また次来た時も遊んでもらえるように静かにしといてあげようよ。
夏休み最後の日曜は楽しめたでしょ?
え?またパパが一番楽しんでた!?
え、あ、いや・・・・、
さあ帰ろか!
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