今までトレラン関連の雑誌で何度となく目にしてきた高尾山。
関東エリアで人気の山で、週末やシーズンには初詣か(言い過ぎ?)ってくらいの人が集まる
という話の高尾山。
ただ単に都心から近いってだけで人は集まらないはずだし、
どこが人気なのか知りたいなあと思っていたわけです。
そこで今回時間を得たので、どうせならセットでこれもよく目にする陣馬山まで行ってしまおう!
往復縦走しちゃおう!となったのです。
結構距離あったんですけどね(^^;
前日夜に翌早朝立川着のバスに乗り込み出発。
着いたらすぐに高尾山口駅まで移動して、ロッカーに荷物入れて出発!
これで必ずここまでなんとしても戻って来ないといけなくなりました....
高尾山口駅は想像していたよりキレイな駅舎で軽く驚く。
おお!いい感じ!
向かい側には大きな案内図。
見知らぬお兄さんも拝見中。
まあ整備された山ですね。
600m満たない低山なのにコースバリエーションが豊富。
山は標高じゃないですねー。
魅力的なコースばっかりだったのですが、沢沿いを進めるということで6号路にケテイ!
しばらく舗装路を進めばトレイルの入口が。
うっわー、久しぶりぶりですよー!走るのメインで山に来るの。
ここんとこテント担いだり、食料もってゆっくりメシ食ったりメインの山しかやってなかったから
結構ドキドキ。再び戻ってこれるのか...
進んでみると案内版の通りの沢沿いの道。
水の音を聞きながら山道を進むのは最高に気持ちいいですね。
大好きなパターンです。
ここにして良かった(^^
道はシングルトラックがずっと続くのですが、斜度が「優しい」。
要するに角度が緩いのですが、久々トレイルランナーの私にはこれはすごくありがたい(^^;
出だしから調子乗って走っちゃうよー♪
調子乗ったり落ち着いたりを繰り返すと、沢沿いではなく、沢そのものを行く道に。
「飛び石」というのかな?
駅の観光ポスターにも書かれていた気がする。
飛べるところは飛んで進む進む!
結構進んでも傾斜は「優しい」ままで、ひょっしてこれも人気の原因のひとつ?
もひとつひょっとして頂上までずっと優しかったり?!
なんて甘くはなく、頂上直下はやはり木段でした...
なんとかクリアして頂上到着。
ひ、広い!
茶屋も3件ほどあって、自販機は充実してるし、軽食どころかきっちり食事もできるしで、
山の上とは思えない程。なるほどねー、これは上ってきたかいあるし、目指す価値もあるよねー。
価値といえばこちらの景色。
富士山クッキリ!
おお!とりあえず富士山見えたらすごい!(笑)
この日はドピーカンで周りの山々もくっきり。
この景色見れるのなら何回でも来るかも。
平野部もずーっと見渡せる。
ああモウ陣馬山まで行かなくていいかな、
ここでうどん食ってビール飲んでのんびりしとこか....
いやいやそれももちろんいいけど、ここは行かなくては!天気もいいし。
あ、記念写真記念写真。
なんでこんなまじめくさった顔で直立不動なのかは自分もわからない...
緊張してたのかも(^^;
ここから陣馬山へは山と峠をいくつか越えねばならず、
ちゃっちゃと行かないと日が暮れる。
ちゃっちゃとGOGOで着いたのが一丁平。
トイレがあって水の補給も可能。
往々にして「〜平」と名のつくところはイイところが多いのですがここももちろんそう。
気を抜くとここで一日過ごしたくなる心地よさ。
いやいや今日は走るために来てるんだ。走りたくなったから来てるんだから、
GOGOしなければ!
ここからしばらく整備された木道と木段の上り。
面白みにはかけるかもしれないけど、トレイルを守るにはこの方法が一番確実かもしれないです。
上りきったらまた展望台。
富士山再度くっきり。
これは写真撮るでしょう(^^;
陣馬山までの道中、多くの区間で常に左側に富士山があるので(進みながらずっとは見えないけども)、
それだけでなんだかうれしい(^^
そして城山の茶屋。
でっかい!
簡易のものだけどイスとテーブルもたくさん。
これが人で埋まるとさすがにちょっとコワイな...
ここでカップラーメン休憩。お湯ももらえて300円はまずまずではないかと。
まだまだ進みますが、この高尾山〜陣馬山のトレイル、
ほぼ全てが樹林帯の中なんです。
時折木漏れ日があるぐらいでほぼ木々に覆われています。
なのでおそらくこの日は30度以上あったはずだけど、
木陰のおかげでずいぶん助かりました。
いつもより調子乗ってしまう(^^
そして小仏峠で一旦下りて、そこから上り返して景信山。
ここもなんか広くて休めるところがいっぱい!
景色も良い!
簡易ベンチで寝てる山ガール、山ねーさん、山おばちゃん。
景色見ながら持って来たお弁当をゆっくり食べてる老夫婦。
読書に耽る女性。
おやつに歓喜する子供さん。
そのわきをすり抜けて行くハイカー。
いやはやなんとも皆さん自由自在(^^;
ちょっとこんな風景を地元で見た事はないなあ。
上ることでも進む事でもましてや走ることでもなく、
「ただそこにいること」を皆さん楽しんでる様子がいい感じでした。
ここでまた一緒にゆっくりとかなりしたくなりましたが、
いやいやと振り切って次へ。
次はここで昼寝しよう(^^
さあさあ陣馬山まであと数キロ。
走るよー!
だいたいこの「あと数キロ」がいつもくせもんなんですが、
アップダウンを繰り返し、ようやく視線の先にチラリと「馬」が!
ふー!着きましたよー。
陣馬山です。
ああ、雑誌でよく見た「馬」だ(^^
この山頂も広くて茶屋もあって、ドリンク補給出来るし、軽食もあり。
それだけ需要が見込めるからそんなサービスを続けられるんですねー。
この日は平日だったけど、休日はきっとすごい人なんだろなー。
で、ここまで思ってたより時間かかってしまったので、
コーラ飲んだらすぐさま折り返しスタート。
と、その前に。
この日お初の短パンは、Peak PerfomanceのJim pr Shorts。
実はこれラン用ではなく、水着です。そう、所謂「海パン」なんです(^^;
海パンですから当然濡れてもOK。
両サイドにハンドポケットと後ろににもポケット。
内側にキーや小銭をしまえるポケットと収納は多彩。
メッシュインナー付き。
生地が厚めなので、シリアスなレースには向かないかもしれませんが、
この日のようなファンランや普段の練習には十分使えます。
しかし何が気に入ったって実はこの「ヒッコリーストライプ」柄なんですけどね(^^;
はい、今お気に入りの一品です(^^
さて、帰りはそのまま折り返しなんですが、
行きに見つけておいた「まき道」を通りまくります。
いやもう、そんなに何度も同じところ上りたくないですから(^^;
陣馬山〜高尾山の方が若干下りが多いかな?
まき道利用しまくって快調に走ります。
この日は風が強く、稜線上は常に谷からの風がある状態。
これがとても心地よくて、体感温度を2〜3度は下げてくれてたと思います。
走りながらクールダウンできるし、立ち止まったらもっと涼しい。
プラスほぼ樹林帯ですから道中で直射日光を浴びたのはほんとわずか。
サングラスいらない(^^;
谷からの涼しげな風を肌に感じ、ヒグラシの輪唱を聞きながら
木漏れ日溢れる午後のトレイルをクルーズする。
ずっと続いて欲しい。そんな気分で満たされるシアワセトレイルでした(^^
そしてようやく再び高尾山。
帰って来たー!
富士山はすでに雲に隠れてました。
最後は稲荷道を下って、無事ゴール。
いや、実は結構しんどかったです(^^;
スペックは以下の通り。
・総距離:30.6km
・総時間:7時間15分52秒(往路4時間20分、復路2時間55分)
・累積標高:3384m
走ってこの時間?!なんて言わないで(^^;
私は遅いのでなんですが、早い方なら4時間あれば十分往復できるでしょう。
この日は平日でしたが、ハイカーの方にはたくさん会いました。
走る方は、ザック背負ったトレイルランナーの方よりも、
ボトル一本で走るロードランナーの山トレ?風の方をたくさん拝見しました。
コースはとても整備されていて、トイレも山にしては結構な数があります。
茶屋もあるし補給にも困りません。
エスケイプルートもいくつかあるので、早めに判断すれば問題発生時の下山も
スムーズに行えそうです。
そういった山に来る人に「優しい」ところが人気の理由のひとつではないかなと思います。
低山ですけど、時折見える景色は十分に素晴らしいですしね(^^
いやー思い切って来てみてよかったです。
もちろん自身の地元トレイルは大好きですが、
景色や設備などちょっと関東の人がうらやましくなりましたね(^^
次は季節を変えて秋にまた行きたいかな。
打合せ予定入れなきゃ(^^;
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