まっつんパパの爆走"お外遊び"！！

あっつい、あっつい毎日、少しは涼しいところで過ごしたいなーと。
さらにハセツネ前のこの大事な時期のトレーニングも兼ねて楽しめるところで。

んじゃ六甲だ！

この前は六甲の東側で走っていたので、次は去年の秋にも行った西側で走りたいなー
と思ってたので、ちょっと下調べしてお盆休みの一日目、8/13にドン！と行ってきました！




緑の中を駆け抜けながら、沢渡りも楽しめるこのコース。
気持ちよすぎでした！





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今回のコースは以下の周回コース。スタートとゴールが同じで、ゴール後は温泉付きです。

　阪急王子公園駅〜摩耶山〜穂高湖〜シェール道〜徳川道〜トゥエンティクロス〜市が原〜
　布引きの滝〜JR新神戸駅〜阪急王子公園駅＋灘温泉水道橋店

はい、ではまずスタートの王子公園駅です。
西出口と東出口がありますが、西出口の方がいいです。動物園のすぐ前のところですね。
この駅ははロッカーもありますが、西出口のみで改札を出る前にあるので要注意です。



ここから動物園の駐車場を抜けて、住宅街をスンズン山手に上って行きます。
六甲山の素晴らしいところは、駅から山までのアクセスの良さにあるのですが、
登山道の手前までは住宅街を抜ける事が多いので、これがちょっと難儀。


いけるかなと思ったら行き止まりになってたりすることもあって、
ここは何回も行って覚えるしかないですねー。


今回は今度一緒に走る方との下見も兼ねてるので、
慎重に覚えながら進みます。


でもこの日は偶然たいして迷わず、駅から15分くらいで摩耶山登山口到着。
やった！順調だ！かなりうれしい^^;



ここまで来たらあとはひたすら上るのみ！
最初はトレイルじゃなくて、こんな感じの簡易舗装が少しの間続きます。



今回はシェール道からの後半をしっかり走って楽しみたかったので、前半はムリせずテクテクです。
川のせせらぎと鳥の鳴き声がずっと聞こえてきて、とても心地よい気分。



すこし上ったところの水場です。
前回ここを教えてもらったので、
最初からここで補給するつもりでハイドレーションとは別のボトルは空で上がってきました。
やっぱり冷たくておいしいです。



ここからはボトルを手持ちで、この冷たい水で水分補給しながら進みます。
ハイドレーションの水分の節約にもなりますしね。
あ〜うまい！


この先はようやくトレイルなっていくので、走りたくなったら走ります。
「川と橋と木々」って景色が大好きなので、見つけたらすぐにダッシュ！（そこだけ・・）



この辺りから摩耶山の上りがだんだんと本格的に始まります。
この日は前日が雨だったので山全体がしっとりしている感じ。


決して湿気で蒸し蒸しではなくて、高度が上がるたびにひんやりとしてくる空気が
とても爽やかで、こういう体験できるのもトレランの良さよねーと、ニンマリ^^



ニンマリしながらも岩は結構濡れているところもあり、
調子に乗るとコケるので、そこは慎重に。

以前よりはかなりいいペースで上ってると、はい、出ました。
天上寺跡への仁王門を越えると現れる階段。
数えてみたら189段。
ノンストップを試みるもすぐに断念^^;



事前に道を調べてて知ったのですが、この途中にかなり大きな杉の木があると。
まあ見つかったら行ってみるかー、程度だったのですが、98段目で左にそれる道と
その案内看板を発見。まあいいペースで来てるし寄って行く事に。

すこし進むと、これ発見。うわ！これはデカイわ！



残念ながら旧摩耶天上寺の大火災の後、火を被ったことが原因ですでに枯死しているらしいのですが、
んー、そうは見えないですね。とても神々しい雰囲気をその木全体から発している摩耶大杉でした。

幹周りは8m、こんなにデカイのです。



再び階段へ戻って、誰もいない天上寺跡を過ぎて掬星台を目指して進みます。
しばらくいくと分岐点が。左へ行くと「尾根コース」、右へ行くと「森林浴コース」とあります。



んー、フラットな道を期待して「尾根コース」へ。が、全然尾根じゃなくて普通にガレ場の上り・・・
今度は森林浴コースへ行ってみよう。あんまり変わらんと思うけど。

さあ、頂上目指してもうひと上りするかー！
と気合いを入れて次の道を探してると、後ろに看板が。



あら？ここ？掬星台は摩耶山の頂上ではなくて別にあるということだったけど、
まさかこんなに山の中とは。まったく見晴らしのないところにひっそりとあります。
まあ一回見たらそれでいいとこですね。


はい、続いて掬星台到着。ここまで1時間半。
去年の秋と比べたらずいぶんスムーズにたどり着けた気がする。
あの時はこの時点でヘロヘロだった。



せっかく着いたけどこの日は曇りだったので、残念ながら見晴らしはほとんどなし。
ハイカーの方々も少なく、静かな掬星台でした。

ハラが減ったのでここでオニギリ休憩。
ゆっくり２個食べてから、ちょっとベンチでゴロンとなってボーッとしてから再出発。


さあ、後半戦。ここからが本日のお楽しみです。
オテル・ド・摩耶の前を通り過ぎてアゴニー坂を下ります。
岩はほぼ濡れているので、安全と楽しみの境目をうまーく下っていかねばです。




　　　「１歩でいくか２歩でいくか迷ったら３歩でいけ」


という、カバーヨの教えに忠実に下っていきます。
（おっと、Born To Runネタはまたの機会に改めて。でもこの教えとても有効です）

途中、木々の合間から六甲山牧場が見えたりして景色もたのしみながら、
次々に現れる岩とギャップをリズムよく乗り越え下って行くと、
ここは結構すぐに終わるので、下りきって舗装路に出たら道路沿いに右へ進みます。


するとすぐに穂高湖へ入口が左手に現れます。



良かった簡単な道で^^;

ここから入って行くと湖の周回コースへとつながります。すぐに二手に分かれてて、右へ行くと湖の正面へ。
左へいくと、シェール道へつながります。
今回は穂高湖も一度見ておきたいからまずは右の道へ。

この日は結構賑わってました。



子供達の歓声を聞きながら湖の周回コースへ。
周回コースといってもそんなに広い道ではなく、ぎりぎりシングルトラックぐらい。
湖自体が以外に小さかったのですぐに回れます。



もうちょっと静かだったらゆっくりしたのだけど、
湖では子供達がワイワイと、岸では親御さん達がこれまたワイワイと楽しんでおられたんで、
この日は先へ進みます。

さあ、さあ、さあ、さあ、ここから楽しみにしていた、シェール道です！



おおー！去年の紅葉の時もすばらしかったけど、緑の季節もいいなーここは！
わずかに下ってる広いトレイルは、ハイクはもちろんでしょうし、ランにも最高です。

とにかくぶっ飛ばして下ってもいいし、緑の合間から差し込む光を肌に感じながらゆっくり下るのもよし。

または川のながれる音と、鳥の鳴き声、踏みしめる自分のステップの音をしっかり耳でとらえながら

至福の時を、トレイルランニングをやってる喜びを全身で受け止めて走るのもこれまたよしです^^

ちなみに私は↑の全部でした^^

とにかくこの快適さを感じて欲しいので、長くなるのを承知で写真の連続どーぞ！






今まで走った中でこのままずっとこのトレイルが続いて欲しいと思ったところが数本ありますが、
まさにここはその中の一つで上位ランクです。

見て楽しんで、聞いて、感じても楽しめるシェール道から今度は徳川道へと続いていくのですが・・・

ここからがこの季節だけのお楽しみ、沢渡りがいくつも続くのですーーーー！

ああ、そんなこと言ってたら一カ所目が！



ちゃんとしっかりした橋があるけど・・・もちろんジャバジャバいきます^^
（この写真は進行方向と逆向きに渡ってます）



いや、そらもう当然でしょ？

川から上がってそのまま次へと走り出し、ガンガン進みます。
すると、おお！二つ目ー！




やっぱりねこういう橋でなくで、木を渡してあるだけのところはね、こう慎重に行・・・・



くわけないっしょ！ジャブジャブやジャブジャブやー！



でも前日の雨で確実に流れが早いので、ちょっとビビりもいれながら^^;

さあさ、次、次ー！



おりゃー！って調子乗ってたら見事にコケた、外ポケットに入れてたボトルが流されて結構あせった・・・



沢があればジャブジャブ入って行き、反対側の岸に着いたらそのままの勢いでまた走る。
これ、水を含んだシューズとソックスは当然重くなるので、結構いいトレーニングになるかも。


そして、沢にばっかり気を取られていたけど、ふと気がつく。


あれ？徳川道ってこんなに快適だったっけ？



去年の秋はゼーハー言って前の人の背中を見失わないように追っかけ、後ろの人が詰まらないように、
心臓が肋骨と肩甲骨の間をガンガン往復でぶつかってるのかと思うぐらい必死で走ってたのに。

今は、にやけながら次に入れる沢はないかと走ってる。


周りの景色を見て、山の音まで楽しみながら走ってる。



なんでも続けてるとある時、急に一段昇れることがありますよね。
そう、巨大な人なのか、神様なのか、大きな何かに脇の下を

ふわっと抱えられて、

ひとつ上に、

トンって、

置いてもらうような感じ。

この日がまさにその日。
もっともっと続けて、またもひとつ上に「トン」って置いてもらえるように
そんな日がまた来るように、色んなところを駆け巡りたいなーとこの時強く思いました。



なんてちょっとナルシスぎみに浸ってると、トゥエンティクロスの始まりのお知らせ看板が。



ああいえいえ、「渡りに来た」のでどうぞおかまいなく^^

実際はほんとに20カ所も渡るポイントはないのですが、そそられる名前ですよね。
六甲の道はカタカナが多くて素敵です。

どこや、どこや〜？と探してると入れそうな川を発見。
夏はもうどんだけ調子良く走ってても川を見ると入らずにはおれません。



おお！堤防の滝だ！水もきれいだ！ああ〜引き寄せられる〜！
冷たくてきもちいいー。最高の天然アイシング。



なんかね、こんなことやってるけどね、この人今年の11月に43になるらしいっすよ。だいじょぶ？^^;



入ると結構魚が寄ってきます。これって悪いところを教えてくれるとか食べてくれるとか、そういうあれ？



次の沢。



もうそろそろ、ミニ三脚にセットしてセルフタイマー押して、また戻ってくのがしんどくなってきた・・・
いや、でもジャブジャブいってますよー、いってますから。



走れ、走れ〜、で、次の沢。ちょっとここは長い。でも・・・



もちろん飛び石渡るつもりなんて全くござんせん^^



楽しすぎるけど、沢からあがって重いシューズのままダッシュするのがきつくなってきた・・・
って、あ、次の沢だ。



はいはいはい〜、いってますよー！



おお！これは調子にのってたら絶対ヤラれる雰囲気がする。きっと頭からすっころがって、
ローリングしながら流されるに違いない。



ここは慎重に。楽しいのことは全部やるけど、安全は確保した上でのことです。



ここが最後の沢渡りポイント。



はあ、久々に座ったー。



ふうっー、これで徳川道からトゥウェンティクロスの全ての沢渡り、オールジャブジャブでクリア^^
ちょっとアイシング過多ぎみ^^;

ほいで全縦以来久々の市が原。天気も良く、ファミリー、ハイカー、グループで大にぎわい。
ここでラストおにぎり休憩。



ここから鍋蓋山まで往復がんばってみるかどうか検討したけど、
多分一時間はかかるやろしで今回はナシ。
下見コースもここから降りる予定だったしね。

と、いうわけでここからはトレイルではなく、簡易舗装の道を通って布引きの滝へ下って行きます。



布引き貯水池、五本松かくれ滝を越えて、布引きの滝到着。
やっぱりここもすごい水量。ドドドドーッと音を立てて流れ落ちてきてます。
あんまり前で見るとしぶきがかかるぐらいの激しさ。




ここからはもうダウンで軽くジョグを続けてトレイル終了ー！
そのままJR新神戸駅をくぐり、阪急王子公園駅へ戻ります。



王子公園まではロードを2Kmちょっと。あ、暑い、下界は暑すぎだ。
この最後のロードが一番きつかったかも^^;

はい、戻ってきましたー！



9:00スタートの14:00過ぎ戻りで所要時間は5時間17分、距離にして20kmぐらい？
充電満タンでスタートしたのにiPhoneは途中でバッテリ切れになってたみたいで、GPSでの計測はできず。
がんばれよiPhone・・・

ロングまではいかない、セミロングくらいのコースですかね。
ハイドレの水＋マルトデキストリン2Lも飲みきって、はー、堪能したー。

さあさ、風呂だ風呂。汗なんか川の水なんかで全身びっしょ濡れやし。

今日のお風呂は灘温泉の水道橋店。
王子公園の東出口から水道橋筋商店街を抜けた一番端にあります。



1kmとちょっとぐらいあるけど、そこそこ賑やかな商店街を通るのですぐかな。

そんなに大きくはないのですが、外の見た目も中もとてもきれいで町のお風呂屋さんにしてはかなり上等な部類では？
なんかこう、「かわいらしい」感じのするホッとするお風呂屋さんです。
さらに源泉掛け流し。おすすめです。

さらに、上がったらもちろんコレ↓
かぁー！キクー！



朝から六甲走って、昼間っから風呂に入って、風呂上がりに生ビールいっとく。
この日やったことを端的にまとめればそうなるけど、それができるってとても幸せなことです。
時間をくれた家族に感謝感謝でっす！^^

今回はマップ通りに進めて迷うこともなかったし、下見もカンペキ。

これにさらに最初に、宝塚〜六甲山頂とか足したりしたら7時間くらいのロ〜ングコースになるかな。
ま、またそれは次の機会にー。

真夏の西六甲沢渡り激濡れ大堪能トレランコースでしたっ！







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