冒頭の理由でどこへ行こうか検討して、
最初はフツーに大台ケ原をくるっと回ろうかと
考えてました。
東大台をてくてく歩いて
大蛇嵓でおーっとなってくるっと回ってくるかな、
ちゃんと行ったことないし。
なんて思ってましたが、
うーん、いいんだけどほかに何かないものかと
地図を眺めること少々、すると大杉谷の文字を発見。
あ、よく聞くけどここにあったのかー(恥ずかしながら知りませんでした...)
大台ケ原駐車場から行けるんだということでここにケテイ♪
コースは、
大台ケ原駐車場~日出ヶ岳~大杉谷入り口~堂倉滝
のピストン。
大杉谷をほんとはもっと進みたいけど
出発が大台ケ原駐車場の場合は日帰りではここまでかなあ。
駐車場着はちょっと遅めになってしまいましたが
ビジターセンターの横から出発。
うん、晴れが一番。平坦な道はもっと一番(笑)
駐車場から日出ヶ岳まではCTで40分。
ほぼ平坦な負荷のかからないやさしい道で、
なんなく山頂手前の展望台に着いて
山頂からの景色の期待を高めて山頂へ。
青空に向かう木段だったら元気良く登れますよねー(^^;
山頂には大きな展望台が。
三角点はその下に隠れるように。
三角点の場所が画にならないので
登頂証拠ショットは大峰山脈をバックに。
いや、ここは一番易しく登れる百名山なんではないでしょうか。
1695mからは360度絶景。
まずは大峰山脈がどーん。
どれがどの山かはっきりわかるくらいくっきり。
反対側は南アルプス~富士山。
距離はあるけどなんとなーくわかるような...
残念ながらこの日の天気でも富士山はの見えず。
それでも美しい稜線は遠くても見惚れます。
そして熊野灘方面。
山頂から見える海って山々の連なりが拝めるのとは
また違ったすばらしさがありますよねー♪
今回一番気に入った光景で、結構な時間眺めてました。
美しい....
さあ、大台ケ原を回るなら、ここから正木峠方面へ下って
くるっと回ればいいのですが、今回の目的は大杉谷。
山頂に割りと人はいましたが、誰も向かわない方向へ。
うん、この上なくわかりやすい道標。
ここから大杉谷方面はほぼ下りです。
まずはそろりと進みます。
あー、この景色はいかにも吉野ですねえ。
これはまごう事なき吉野のトレイルだ。
ここから大杉谷に入ってこの日の折り返し地点である
堂倉滝まではCTで2時間40分。けっこうあります。
それでもほぼ下りばっかりだし、
まれにこういった短いクサリ場もありますが、
道標も要所ではしっかりあって、
よく整備された歩きやすいトレイルです。
これ、今はラクだけど帰り登ってくるのはツラそうだなあ、
あ、ちょっともうこれ以上下らせないで、帰りしんどいから(^^;
と何度もぶつくさ言ってるうちに、堂倉避難小屋へ到着。
休憩スペースも広くて、
建物もきれいでしっかりしてます。
でも中を確認しようと思ったら施錠が....
避難小屋だから初めから宿泊するつもりで来たらダメって
言ってるのにそうする人が結構いるとかで、
(そうなると荒れたり汚れたりでなにかと大変...)
もうひとつ近くにある有人の小屋が空いてるときは
施錠しているそうです。
帰りは有人の小屋方面から戻ってこよう。
小屋から進んだら林道が少し。
ここまで結構ガレた下りも続いたので
林道にほっとする(^^;
そしてようやく大杉谷の入り口。
ここから堂倉滝はCTで約1時間なんだけど、
下りのちフラット、たまに上りのち激下り岩場で、
樹林帯で眺望は一切なしという好きな人は好きかもしれないが
そんな人はおそらく少ないだろうというコース。
そして今回は帰りにこれを全部登って戻らなきゃいけないと
いうのが悲しくもなるコース。
それでも上り一辺倒よりは早く進めるのでしゃきしゃき下って
目指す堂倉滝に到着。
少し手前から水の流れる音が聞こえてきて
樹林帯を突然抜けてこの光景はおおー!ってなりますよ♪
高さはないですが、滝つぼ部分?が開けていて
それがとてもきれいな水で、気をつけて降りれば
水際までも行くことができるので眺めながら休憩するのにも
とても良いです♪
側には大杉谷をさらに三重県側に進むための吊橋が。
まあ、ここのは川面から高さがないですが、
いままで行ったいろんなとこのおかげで
こういうの渡るのにやっと躊躇することがなくなりましたね。
ぎしぎし揺れるのもまた良しで(^^;
吊橋の下も通ろうと思えば通れます。
水の音というものは癒されるものでずっとこうして
眺めていたいですが、
そこは日帰りの悲しさ。
復路の今度は上り一辺倒に備えて
いそいそと食事したら戻ります。
しかし、大杉谷って実はここから三重県側の登山口が
メインでない?ここから滝が続くし、上りはほぼないし、
登山口まで距離はあるけど歩くにはとても良さそうだもの...
おそらくというか今回の私と同じコースとる人は
ほぼいないだろうなあ...
この先行きたいなあ...
と、嘆いても仕方ないので腹いっぱいになったら
気合入れて戻ります。
途中でさっきの有人小屋、粟谷小屋に寄ります。
この日はひっそりしてましたが、
看板によると、飲み物、トイレ、電話ありってことだし、
かなりしっかりした小屋でした。
大杉谷いったいはキャンプ禁止なんで
三重県側登山口から大台ケ原までスルーするときの
宿泊所として十分ありですね。
さて、ここからひたすら上りですが、
ストックを短くもってピッケル的に使えばラクだということに
今更気づき、上半身も使いまくってなんとか再びこの
The吉野なところまで戻ってくる。
そして再び日出ヶ岳頂上へばっかげん。
日出ヶ岳~堂倉滝が2時間、
堂倉滝~日出ヶ岳が3時間。
荷物が軽かったというのもありますが、
今回なかなかしゃきしゃき行けたのではないかと。
でもしゃきしゃき進むと、途中で景色見たり
写真とったり、お茶したりとかできなくなるので
それもどーかなーと思う面もありますねー。
早く着きたい気持ちと、途中も楽しみたい気持ちの
両方満たすのはなかなか難しいですねえ...
日出ヶ岳から駐車場までははらくらく登山道なので
リラックスして進んで無事帰還。
いつものようにドヤ顔ショットで締めておきます(^^;
で、歩いた記は今回これくらいで、
来る雪山シーズンに向けてテストしたアイテムをいくつか紹介。
まずはこちら。
▼Arc'teryx Beta SL Pants
カテゴリとしてはレインパンツに入るGOREパンツですが
アークさすがの立体裁断は動きのストレスまったくなしで
快適さ全開。カタログには緊急用とありますが、
いやいやこれはメインで使います。雪山では最初から
オーバーパンツとして使おうかなと思ってます。
すそもぐわっと開くのでブーツ履いたまま脱ぎ履きばっちりです。
私が履いたらなんだかちんちくりんですがシルエットも
とてもきれいです。Sのレングスがショートというサイズも
個人的に完璧なサイズでようやく自分に合ったレインパンツ
(オーバーパンツ)を入手できたかなあと満足な一本。
これからの使用が楽しみです♪
続いてこちら。
▼LOCUS GEAR Nanos
サコッシュの便利さって一度使うと手放せなくなるもので
ずっと
RMGのものを使ってきたのですがもうちょっと大きくて
物が入るものを探してこれに。
街使いも意識したアイテムのようでばかばか入りますね(^^;
外ポケットが多いのも使い勝手いいです。
体との大きさ比較はこれくらい。
入れすぎ注意報発令ですが
お気に入りとして長く使えそうです。
そしてさらにこちら。
▼SOLA TITANIUMGEAR Super Heater
その名の通りヒーターです。
バーナーの上に載せてそのまま火をつけて使います。
ただバーナーに火をつけただけだと上しか暖かくならないですが、
これがあると横方向にも蓄熱と放熱がされるというシンプルすぎる仕組みの中に、
寒いところに好んで出かける変わった人に対して優しすぎる機能が詰ってます。
これはもうちょっとテスト要。
この日の条件では「うお!暖か!」とまでいかなかったので、
今度はテントの中とかでも使ってみます。
「うお!」となるのが楽しみです♪
そして最後はこちら。
▼TEVA RIVA WINTER MID WP
次の雪山シーズンに向けての真打アイテムです。
入手は春でしたが、
ここまでひたすら机の下で出番を待ちに待ってようやく登場。
200gのシンサレーション(断熱素材)入りで-32℃まで耐えれるという
完全ウィンターブーツ。
それブーツは耐えれても人間が耐えれないじゃんと突っ込みたくも
なるがそこはぐっとこらえて(^^;
歩いた感触は最高。細いと聞いていたのでいつもよりワンサイズ
上げたのも功を奏して、厚目のソックスでも問題なく履けそう。
これもヒーターと同じくこの日の条件ではフルスペック発揮するに
いたらずでテスト継続。
200gのシンサレーションはほんとに暖かいのか?
ポカポカ来るのか?は雪上で履いてのお楽しみ。
この日トータル7時間で15km歩いてノートラブルなんで
ブーツとして最も大切な自分の足とのフィッティングはクリア
してるので大丈夫だと思います。
普段はパンツの裾やゲイターで隠れてしまう
ブーツ内側の刺し色の赤がタマランです(^^
またレポしますね。
あ、残念がらこれはずでに廃盤商品です...
日帰りには少しハードコースでありましたが
なんせ晴れだったし、いろいろアイテム試すことができたし、
大杉谷の雰囲気もわかったし、収穫尽くめでナイス1日。
また行こ♪
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