まっつんパパの爆走"お外遊び"！！

最初に気になったのはそのコピー。

　　　TIME TO FLY

は？シューズよね？「FLY」って飛ぶの？

あ、webサイトの写真は飛んでる（しかも伸身の後転）...やっぱり飛ぶのか...

と、シューズには普通使用しないコピーでつかみはばっちり、

プラスほかにはないルックス現れたこのシューズ、

3年ほど前の日本初上陸時のイロモノ感はいまではすっかり消え去って、

今年の再デビューによってトレイルランナーにすっかり市民権を得た大人気シューズとなりました。

　　　HOKA One One

です。





コピーの意味は履いたらすぐにわかりました（^^










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このHOKA One One、トレイル用とロード用と2種類ありますが、

今回選んだのはロード用のモデルの　「Bondi B」。

理由としてはトレイルランが好きといいつつも、実際普段走っているフィールドは

ロードが圧倒的に多いので履く機会を多く持てるといういことと、

いろいろ調べているとこのモデルでも十分トレイルを走れそうなことでした。

あとはデザインとカラーリングがわずかにこっちが好みだったからです（^^




試し履きのイベントのときに始めて履いてすぐに感じたことですが、

このシューズで走ると、まずはとにかく楽しい。前へ前と自然に脚を運んでくれる。

先の景色を次々に見せてくれる。どこまでも走り続けることができる気分にさせてくれる。



ちょっと他のシューズではなかった感覚ですね。

それはもちろんこのシューズの特徴的なソールによるものなんですが、

それはもう少しあとにするとして、少しだけディティールを。

アッパーはメッシュですから通気性は全く問題なし。



Draymaxソックスと組み合わせて履けば、レースでも足のトラブルに陥ることは少ないでしょう。


前足部はゆとりのある幅で、ミニマスやアルトラで散々広がってしまった足でも

スムーズに収まり、足指にしっかり体重をかけることができます。




そしてロード用をトレイルでも使うとなると気になるソールパターンはこちら。



200kmちょい履いた後なので、あまりきれいでなくて申し訳ないですが、

そんなに深い突起があるわけではありません。

ですが、足の使い方、重心移動の仕方さえ気をつければ、よほど特殊な路面でないかぎり、

トレイルでも十分にグリップします。

また、突起が出すぎていないことでロードでは足裏に妙な感覚が残ることなく、

スムーズに走ることができます。


実際トレイルレースではトレイル率100％ってなかなかないですし、

ほぼ必ずといっていいほどロードセクションはあります。

レースでなくてセッションで山に行っても、最寄駅からトレイルまでのアプローチ、

トレイル終了ポイントから交通機関までの道のりと、ロード区間はふんだんに出てきます。


そんなトレイル、ロード混合コースが周りに多い現状だと、このBondi Bはロード用って決めつけてしまわなくても

自由にどこでも使えるのではないかなーと思います。


あと特徴的なこのボリュームのあるかかと部分。



このシューズはこのボリュームのあるソールの厚さによって、

「クッションがある」のではなく、「その反発を利用して」前へ進む推進力に変えていく、

変えていきやすいシューズなんだと思います。

見た目底が厚いからといって、いっさいフォームを考えずにガンガンとヒールストライクしていたら

これを履いてたって膝やその他関節や筋を痛めます。

これを履いたらフォームが矯正されるのかっていうとさすがにそこまでウマい話はない。


足を置く位置、順にかかっていく体重とその移動のタイミング、これが理想のパターンになったときに

このシューズ独自の反発力が発揮されて、次の一歩を導いてくれる。

普通に走っていても得られる地面からの反発力＋シューズの反発力TIME TO FLYのWの効果で、

ロングで使用しても疲れにくい、疲れを残さないという評価を得ているのだと思います。



実際、ロード、トレイル混合の50～60kmのコースを2週連続で使いましたが、

いつもなら二日後にくる筋肉痛もかなりましでした。

がっつり楽しんだあとで、筋肉痛でヒーコラするって結構つらいのでこれは嬉しいですよね（^^


フォームがあってこそなんてちょっと偉そうなこと言っちゃいましたが、

そうでなければ全くだめなのかというと、そうではありません。

その特徴が前足部からつま先へかけてのカーブしている部分です。



前足部で着地し、前へ体重をかけると、このカーブに沿ってぐるりんと足がローリングします。

するともうすぐに反対側の脚を出さないとといけなくなる。

そしてまた反対側→ぐるりん→反対側→ぐるりん→反対側....

これを繰り返すには大きなストライドだと難しいです。

しっかりこれが繰り返されれば、自然に脚の回転数は上がっていって、

足は常に腰の下に着地し、体は前傾という理想の形に近づいていくと思います。
（かなり意識して続けることがポイントだと思います。）


そうなったらまたますます走ることが楽しくなりますよね！

どこまででもずーっと走っていたくなる。疲れないんだから！

ロードであろうと、トレイルであろうと走ることが好きな人をさらに好きにさせてくれる、

そんなポテンシャルを秘めたシューズですね（^^

これ、オススメです。



今年改めてのデビュー元年でしたが、他のシューズ同様、シーンにしっかり根をはって、

来年以降も継続して新しいモデルを魅せ続けていってほしいなと思います。

今年のロングはこれでチャレンジして、次はトレイルモデルにしようかな。



いや、その前にもっとサボらないで日々走らないとーーーー！！

（^^












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