まっつんパパの爆走"お外遊び"！！

5/18～20の先週末、日本トレイルランニング界で、今年最大のビックイベント、

　　　　ULTRA TRAIL Mt.FUJI

が開催されました！

元々は昨年の5月に開催予定でしたが、震災で一年延期され、

参加者の方々にとっては待ち待った日だったのです。



私は出場してませんし、現地にも行ってないですけど、ネットで観戦してるだけで

とても楽しかったですし、感動もこれからのヒントもたくさんもらったんですよねー（^^










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このレースでは、以下の二つのレースがありました。

　▼UTMF（Ultra Trail Mt.Fujji）
　　　・総距離：156km
　　　・累積標高：8,530m
　　　・コース：河口湖大池公園スタート、ゴールの富士山麓ぐるっと一周。
　　　・参加人数：800名

　▼STY（Shizuoka To Yamanashi）
　　　・総距離：82km
　　　・累積標高：4,209m
　　　・コース：富士山こどもの国スタート、河口湖大池公園ゴールの富士山麓ぐるっと半周。
　　　・参加人数：1200名


まあぱっと見て、走る距離がまずものすごいのですが、それよりすごいのが累積標高です。

最近ようやくわかってきたのですが、トレイルランニングの場合、

走行距離より、累積標高（コース中上った高さの全ての合計）が重要なんです。

重要っていいうのはようするに、



　　　　　　　　どれだけしんどいか（大変か、気絶しそうか、地獄か、死にそうか..etc.）



を、計る基準がそれということです（^^;


距離が短い方のSTYでもハセツネとほぼ一緒（ひえ～！）、長いほうのUTMFにいたっては

その倍ちかく（ぎやー！）こっちはもう想像すらできません（><）

実際コースは後半に大きな山塊があって、みなさん悶絶しておられたようです....




と、まあここまでが概要です。

出てない私にはとても残念ながら、

上記のように激Mなコースをもんどりうちながら走ったお話は書けないので、

レースを観戦していて感じたことをちょっとだけ記そうと思います。


観戦っていってもトレイルランニングの場合、マラソンみたいな中継はないので、ネットオンリーです。
（いろいろクリアしてマラソン並みの同時中継が可能になれば競技人口はもっと増えると思います）

さらに具体的にはtwitter,FB等のSNS上の投稿と、ランネットのゼッケン検索システムです。

海外招待選手と国内トップ選手の争いも興奮モノでしたし、

何より知り合いがたくさん出ていたので、それを追いかけるのが最もアツくなれたところです。

同じく出場していない者同士で連絡取り合って、共通の知り合いを応援する、これは楽しかったですねー（^^


はい、それで私が感動したり、ヒントもらったりしたポイントは以下の点です。



▼レース前の準備

レース前の準備っていろいろありますが、大別すると以下だと思います。

　　　　１）ギア・ウェア関連（シューズ、ザック、アンダー、レインウエア、ソックスetc.）
　　
　　　　２）補給関連（燃焼系、回復系、補給系の各サプリと取得のタイミングetc.）

　　　　３）トレーニング関連（山、ロード、頻度、負荷のかけ具合etc.）

どれもみなさん並々ならぬ気合が入ってました。レースと同じ装備で山に入ったり、

レース以上の負荷をかけて連日のロングに挑まれたり。

補給関連は特に人体実験を繰り返して、自分に最適なものを見つけないといけないので大変なんですが、

もろともせずに、これも連日挑まれたり。

走らない人からみたらなんでそんなしんどいことを....ってなるのですが、

これをやっておられるみなさん、全員もれなく、


　　　　　　　　　　　　　楽しそう


だったんですよねー（^^


▼レース中～ゴールまで

スタート前からtwitter上の自分のTLはほぼこの話題一色。

ちょっとぼーっとしてたら、普段の週末の倍くらいのスピードであっというまにTLが流れていくという

異常事態。それでも出場されてるみなさん緊張してるよりも何よりも


　　　　　　　　　　　　　楽しそう


だったんですよねー。

レーススタートしてからも自ら実況ツイート繰り返す方や、エイドごとに写真をFBにアップする方、

ゴール寸前最終エイドからのアップなんて、よくぞそんな元気があるなと感心しきり。

そんな姿にたくさんの元気と感動をもらいました。

ほんとごちそうさまでした（^^



▼楽しむことと、旅ということ

ロングトレイルはよく「旅」に例えられます。実際その距離を進む旅、自身と向き合う心の旅、

仲間と進む楽しい旅。いろんな旅があります。

でもこれまで私はその言葉をあんまり気に留めてませんでした。

そんなこといってもやっぱりゴールできなきゃ悔しいし、そうなるためには苦しいとこも

乗り越えていかなきゃいけないし、目標達成した時が初めて嬉しいんだよ。と思ってました。



でも今回UTMF/STYに出場されていた方からは、そんな重い空気が一切感じられなかった。

走っても休んでも、進んでも止まっても、全部楽しそうだった。

それでいて、ちゃんと制限時間内にゴールもされてる。こういうことかと。


「旅」と考えたら、旅に行ったら、ゴハン食べるし、写真撮るし、景色のいいところではひたすら

眺めたりしているし、語り合うし、泊まって寝るし。

こういうことかと！（二回目）


エイドで食べて、景色が良かったら写真撮ってコメントつけてSNSにアップして、

しんどかったら休んで、もっとしんどかったら寝て、そしてまた進む。

そしたらゴールが待ってる。それでいいんだ！


今までの私には、

　　　　　　　　　　　　　楽しむ


という要素が大きく欠如していました。


トレーニングで追い込んで、レースでも必死になって、
（あ、いや、あくまで私の低いレベルでの話ですよ（^^;）


そりゃあしんどいです。ケガもします。


それじゃあダメ、これから方向転換します。レースでは「楽しむ優先」。

そこで最大楽しむため、笑って走るため、トレーニングは追い込むと。
（あ、いや、できる範囲でね、ケガしないように休みながら（^^; ）

手始めは次のレース、

おんたけウルトラトレイル100kmまでのトレーニングと本番にて実践を目指します。



んなこと当たり前やろー！って言われそうですが、

ちゃんと「そうしよう」って思ってやらないとできないカタいたちでもあるのでお許しください（^^;




UTMF/STYはこれからもトレイルランニングを続けていく上で、

とても大切な事を気づかせてくれました。

まさか出場しないで、応援を通して気づくことになるなんて思いもしなかったです。




3日間駆け抜けた選手の方々、おつかれさまでした。

運営側の方々も大変だったと思います。ご苦労様でした。

サポートの方もそうですね。おつかれさまでした。

この素晴らしい大会が来年以降も続くことを心から願っています。



「旅」を楽しむことがほんとにできるようになったら、いつかは出場したいかなー。





レースのことが書いてあると思ってこの記事まで来ていただいた方、

レースどころか延々自分のことばっか書いててすいませんでしたー（^^;











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