2017年08月01日
白馬三山 夏の縦走 後編 白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~猿倉
大雪渓と覗きだした青空、先へ先へと続く稜線。
いかにも北アルプスな景色に興奮しながら
最後は生ビールで落ちてしまうというなんともトホホな
1日目を経て、まだ見ぬ景色に胸躍る2日目から先、
スタートです♪
前編はこちらから
※前編はこちらからご覧ください。

そうですここからは問題は天気です...

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最後は生ビールで落ちてしまうというなんともトホホな
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2日目、3日目の天気が悪くなっていくのは
事前の調べでそのつもりはしていた。
1日目の夜に降り出した雨は次の日明るくなっても
なかなか止まないので、わざと起きないでコットの上で
ウダウダ。
ようやく止んだかなってところで朝ごはん食べて外に出てみると...
なんとすでにほぼ誰もいねえ...

残ってる方は聞けばみな連泊するという...
あらまこれはこれはということでなんだけど
今日の道程は急ぐものでもないので、
落ち着い片付けてて用意して8:00前に出発。
さあ2日目です。
▼2日目 7/29:白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~白馬鑓温泉小屋テン泊
※コースタイム:5時間5分
最後に水もらって受付の方に天気を聞いたら、
「うーん、こんな感じですね、しばらくは」
とつれないお返事。
ここでも細かいこと突っ込んで、
無理やり都合のいい返事を引き出しても仕方ないので、
あるがままの天気でなんとかするかと
心を決めてまずは三山の二つ目、杓子岳を目指す。

うーん、ザックが重い。
少し前までベースウェイト5.5kgだったのに
いつの間に10kgになったんだろう???
回を重ねるごとに普通はシェイプされていくのに
重くなっていくのは自分ぐらいではなかろうか??
原因は分かってるがそれでも持って行きたいのである色々と。
「山で快適に過ごすこと」が目的なんで、
重さに慣れるか、体鍛えるしかないか!
とソロ登山ならではのぶつくさ独り言いいながら、
ガスの中を進んでく。
お!杓子岳への稜線がわずかに!

実は事前調べで、今回の山行でもっとも楽しみしていたのは
大雪渓でも白馬岳登頂でもなく(それらは二番目)、
この白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳の稜線を歩くことだったんです。
森林限界を越えた2800m~2900mの標高でつながる稜線こそ北アルプスの醍醐味。
稜線大好き男としてはここはぜひとも歩きたい!
と熱望していたですが...天気がねえ...
でもね、時折ガスが晴れるとその面影は
何回も出てきてくれたのです。このように。

雨の中なんとかコーフン材料を探して進んでると
杓子岳到着。
雨なので自撮りもなし。
うーん、なんだか小さなピークだなあ?
と思いつつも先が少し見えているので、
そちらへ進む。
お、よさそうな稜線だ。

でもなんだか気になって少し進んでから振り返ってみると...

げ!さっきのピークの裏側はすぐに垂直の崖じゃん!!
2812mだよ!!
わかります?上の写真のとんがった先に刺さってるのが
もうひとつ上の写真の頂上の道標です...
うわー、コワ...
見えないともっと気をつけないといけないですねー。
しばらくこの振り返りで固まったままでしたよ...
続く白馬鑓ヶ岳への稜線はやっぱり晴れてたらとんでもなく
すばらしそうなところだった。

あー、ここ晴れて欲しかったなー。

途中で何回か止まってガス晴れ待つも
さすがに難しそうなので進む。
ガレ場のつづら折れをなんだか皆ゾンビのように進んでる。
まあ気持ちは分からないでもない(^^;

ここで分岐の道標。
天狗山荘(2017夏シーズンは閉鎖)を経て唐松岳へ行く道と
白馬鑓ヶ岳への道である。

ところでこの分岐の道標って私はとても好きなんですが皆さんどうです?
道標で地図広げて、あ、こっち行ったらこの山ね、
あ、こっち行ったら下りるのね、あ、こっちが行きたいところね、
おお!その中心に今いるのか!
と、自分の選択次第でどこへでも行くことができる、
無限の楽しみの可能性を与えられている気がしてすごくロマンがあるんですよねー(^^
ま、現実はひとつだけしか行くことできないのですが、
つかの間でも大きなロマンを与えてくれる分岐の道標が大好きなんです♪
道標 ザッツアイラブ。
道標からはすぐに白馬鑓ヶ岳山頂。
これにて白馬三山コンプリート♪
もうすでに今回は通過することに意味がある状態なので
真っ白けには触れません(^^;

写真撮ったらすぐ次へ。
途中で団体さんが見つけた雷鳥拝ませてもらいながら、
白馬鑓温泉小屋を目指す。

ここからは徐々に標高を下げていく下りベースです。

基本はガレ場をひたすら下ります。

しかしここで気が抜けないのが白馬。
そうです。雪渓があるんです。

ここまでくれば慣れたものですが、
慎重にパスします。
そして白馬鑓温泉小屋まであと少しというとろで、
嫌がらせのように鎖場と梯子の難関が出てきます。
こんなだったり、

こんなだったり。

もっときびしい鎖場はほかにもたくさんありますが、
雨の鎖場、岩場はできれば避けたいですねえ...
渡渉しつつ鎖場とか珍しいパターンが連続するので
ここは慎重に進みます。
何箇所かクリアすると目指す小屋が見えてきました。

白馬鑓温泉小屋到着です。
なんと裏側はすぐ崖...

ここは冬は雪崩の巣になるらしく、
冬は小屋ごと解体して閉めてしまう組み立て式小屋なんですね。
なので柱にはそれぞれ番号が振ってありました。
この日は雨なのになんととても賑わってます。
着くなりなんだか詳しいおじさん(お客さん)が色々説明してくれて、
テン場まだいけるよとか小屋泊は100人越えてるらしいよとか、
温泉入ってテント潜り込んだら最高だから、
食事もってるなら泊まっていきなよって(笑)
うーんと間がえまっすーと返事して中へ。
中に入ると干し場件、休憩スペースが。

小屋なんでもちろん宿泊できるし、
コーラもビールもあるし、水も売ってます。
トイレもあるし、なんといってもそう、ここは温泉があるんです。
ここが露天風呂の入り口。

で、入ったら外から丸見え(笑)

さすがに入ってる人写せなかったのでわかりにくいかも
しれないですが、中央の石垣の上が露天風呂です。
缶ビール買って持込OKです♪
テン場から見上げるとこのような位置関係。
うん、丸見えだ。
頼むからテン場向いて仁王立ちとかやめてね。

テン場全景はこのような感じ。

張り数は少なく、平らな場所も限られてます。
むー、難易度高い...
テン場よこには足湯もあり。
いい湯加減でした。

さて、ここで思案要。ほんとにココで泊まるか否か。
今現在小雨、この後もかわりなし、さらに明日はどうかと小屋の人に聞いたら、
「んー、しばらく変わんないね」
とのお返事...
泊まり道具一式は昨晩の雨ですでにびしょびしょ。
時計は現在13:30。
ここからゴールの猿倉荘までのコースタイムは3時間20分。
よし決めた!プランB発動!下山する!
せめて翌日晴れるなら泊まる選択肢はあったけど、
次も雨ならいっそのこと下りて、麓でゆっくりするを取りました(^^;
ここで温泉入って雪渓見ながらのテン場でゆっくりしたかったんですけどね。
こんな秘境までこれただけでも今回は満足です。
もともと天気次第でこのプランBは用意していました。
よしそうと決まれば下山のための腹ごしらえ&荷物減らし。
今回初めて食べてみようと思っていたこやつを。
Back Country Cuisineです。

オーガニックがさかんなニュージーランド製で、
添加物を含まない自然派袋メシです。
国内で取り扱っているところを見つけられなくて
入手にすこし苦労しましたが、珍しいメニューも多いし、
国内の袋メシはご飯やパスタなど、炭水化物系が多いところに、
これはビーフやチキンなどタンパク質系があるのが特徴。
ここでは「Beef Teriyaki」を食べてみました。
お湯を入れて待つこと10分。一口はむっと...
む、こ、これは...
明らかに外国のレストランの味(笑)
確かにBeef入ってます。それと一緒にタイ米みたいのと、
トマトなどの野菜も、酸味があって確かにテリヤキ風でもある。
うん、これは山メシバリエーションとしてはいいかも。
量も多いし。
他の二つ、ローストチキンとミックスベジタブルは3日目なくなっちゃたんで
持って帰ったのでまたSNSかどこかで追加レポしますね。
さて、腹いっぱいにしてコーラも飲んで、
気合入れて出発。
同じ考えに至った方は他にも何組がいらっしゃったので
それぞれ出発。そらそうですよね(^^;
目標は18:00までに下山。
▼2日目プランB 7/29:白馬鑓温泉小屋~猿倉荘下山
※コースタイム:3時間20分
※これにより3日目は消滅
温泉出てすぐの岩に書かれた登ってくる方用の目印。
いい感じですよねー♪

さあ、しゃきしゃき下るぞーといっても
ここは白馬。そう簡単にはいかない。
そうです。白馬は雪渓に始まり、雪渓に終わるのです。
どーん。

ここは急げないので安全第一で。
しかしこのあとも2~3回雪渓は出てきてなかなかペース上げれず。
雪渓渡った先も雄大なトレイル。
写真の真ん中の道に2人いるのわかります?

そして調子よく下ってるとものすごい荷物のチームと遭遇。

荷物見てわかったので歩荷ありがとうございます、と声かけたら、
修理道具もあると???
よくよく聞いたら、昨冬の豪雪で倒壊してしまって、
2017年の夏の営業はできなくなった天狗山荘の修理に向かうのだという。
なんとそうでしたか!みんな待ってるからよろしくお願いします!
このような方たちが地道に復旧させてるんだと思うと、
この荷物かついで、この後あの鎖場と梯子登るんだと思うと、
もうありがたくって泣けてきちゃってこの後一人で大変(笑)
バールをストック代わりに使ってた気のいいおにーさん達、
今日も修理してくれてるのかなあ。
気をつけてがんばってください。直ったらぜひ行きたい小屋です。
さて、ひたすら下り続け、最後の一山、小日向山もクリア。

無事18:00前に下山完了です。
前回の白山に続いてまたも傘下山になってしまった...

このあと同じ考えで下山してきた方を少しだけ待って
挨拶してお別れしたら、運よく宿が空いてたのでこの日は普通に宿泊して
次の朝に帰路に着きました。
ふう、2拍3日の予定が1泊2日になってしまいましたが、
もともと余裕のあるスケジュールだったのでOKです。
まあ2日目はトータルで行動時間が10時間になってしまったのは疲れましたが(^^
(自身の1日の快適行動限界時間は5時間...)
天気も残念でしたが、白馬三山は全部回れて、どんなとこかもよくわかったので
強行でも行ってよかったです。
北アルプスって小屋の充実ぶりがすごいですね。
それ前提でパッキングしてもいいかも。
あと、聞いてはいましたがテン場のスペースはシビアなんで
どこでもかんでもKhufu一辺倒ってわけにはいかないですね。
うーん、自立式もいるなあ(ニヤリ)
そうすると持って行くもの変わるなあ(ニヤリ)
次は白馬岳から栂池へ下りるのも行ってみたいですね。
そっちの稜線もとても良さそう。
上で1泊だけにして、2泊目は栂池おりてから旅館で宴会
なんてプランおもしろそう(^^
まー行きたい山は尽きないです。
早いとこ次の山決めなきゃ♪

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1日目の夜に降り出した雨は次の日明るくなっても
なかなか止まないので、わざと起きないでコットの上で
ウダウダ。
ようやく止んだかなってところで朝ごはん食べて外に出てみると...
なんとすでにほぼ誰もいねえ...

残ってる方は聞けばみな連泊するという...
あらまこれはこれはということでなんだけど
今日の道程は急ぐものでもないので、
落ち着い片付けてて用意して8:00前に出発。
さあ2日目です。
▼2日目 7/29:白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~白馬鑓温泉小屋テン泊
※コースタイム:5時間5分
最後に水もらって受付の方に天気を聞いたら、
「うーん、こんな感じですね、しばらくは」
とつれないお返事。
ここでも細かいこと突っ込んで、
無理やり都合のいい返事を引き出しても仕方ないので、
あるがままの天気でなんとかするかと
心を決めてまずは三山の二つ目、杓子岳を目指す。

うーん、ザックが重い。
少し前までベースウェイト5.5kgだったのに
いつの間に10kgになったんだろう???
回を重ねるごとに普通はシェイプされていくのに
重くなっていくのは自分ぐらいではなかろうか??
原因は分かってるがそれでも持って行きたいのである色々と。
「山で快適に過ごすこと」が目的なんで、
重さに慣れるか、体鍛えるしかないか!
とソロ登山ならではのぶつくさ独り言いいながら、
ガスの中を進んでく。
お!杓子岳への稜線がわずかに!

実は事前調べで、今回の山行でもっとも楽しみしていたのは
大雪渓でも白馬岳登頂でもなく(それらは二番目)、
この白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳の稜線を歩くことだったんです。
森林限界を越えた2800m~2900mの標高でつながる稜線こそ北アルプスの醍醐味。
稜線大好き男としてはここはぜひとも歩きたい!
と熱望していたですが...天気がねえ...
でもね、時折ガスが晴れるとその面影は
何回も出てきてくれたのです。このように。

雨の中なんとかコーフン材料を探して進んでると
杓子岳到着。
雨なので自撮りもなし。
うーん、なんだか小さなピークだなあ?
と思いつつも先が少し見えているので、
そちらへ進む。
お、よさそうな稜線だ。

でもなんだか気になって少し進んでから振り返ってみると...

げ!さっきのピークの裏側はすぐに垂直の崖じゃん!!
2812mだよ!!
わかります?上の写真のとんがった先に刺さってるのが
もうひとつ上の写真の頂上の道標です...
うわー、コワ...
見えないともっと気をつけないといけないですねー。
しばらくこの振り返りで固まったままでしたよ...
続く白馬鑓ヶ岳への稜線はやっぱり晴れてたらとんでもなく
すばらしそうなところだった。

あー、ここ晴れて欲しかったなー。

途中で何回か止まってガス晴れ待つも
さすがに難しそうなので進む。
ガレ場のつづら折れをなんだか皆ゾンビのように進んでる。
まあ気持ちは分からないでもない(^^;

ここで分岐の道標。
天狗山荘(2017夏シーズンは閉鎖)を経て唐松岳へ行く道と
白馬鑓ヶ岳への道である。

ところでこの分岐の道標って私はとても好きなんですが皆さんどうです?
道標で地図広げて、あ、こっち行ったらこの山ね、
あ、こっち行ったら下りるのね、あ、こっちが行きたいところね、
おお!その中心に今いるのか!
と、自分の選択次第でどこへでも行くことができる、
無限の楽しみの可能性を与えられている気がしてすごくロマンがあるんですよねー(^^
ま、現実はひとつだけしか行くことできないのですが、
つかの間でも大きなロマンを与えてくれる分岐の道標が大好きなんです♪
道標 ザッツアイラブ。
道標からはすぐに白馬鑓ヶ岳山頂。
これにて白馬三山コンプリート♪
もうすでに今回は通過することに意味がある状態なので
真っ白けには触れません(^^;

写真撮ったらすぐ次へ。
途中で団体さんが見つけた雷鳥拝ませてもらいながら、
白馬鑓温泉小屋を目指す。

ここからは徐々に標高を下げていく下りベースです。

基本はガレ場をひたすら下ります。

しかしここで気が抜けないのが白馬。
そうです。雪渓があるんです。

ここまでくれば慣れたものですが、
慎重にパスします。
そして白馬鑓温泉小屋まであと少しというとろで、
嫌がらせのように鎖場と梯子の難関が出てきます。
こんなだったり、

こんなだったり。

もっときびしい鎖場はほかにもたくさんありますが、
雨の鎖場、岩場はできれば避けたいですねえ...
渡渉しつつ鎖場とか珍しいパターンが連続するので
ここは慎重に進みます。
何箇所かクリアすると目指す小屋が見えてきました。

白馬鑓温泉小屋到着です。
なんと裏側はすぐ崖...

ここは冬は雪崩の巣になるらしく、
冬は小屋ごと解体して閉めてしまう組み立て式小屋なんですね。
なので柱にはそれぞれ番号が振ってありました。
この日は雨なのになんととても賑わってます。
着くなりなんだか詳しいおじさん(お客さん)が色々説明してくれて、
テン場まだいけるよとか小屋泊は100人越えてるらしいよとか、
温泉入ってテント潜り込んだら最高だから、
食事もってるなら泊まっていきなよって(笑)
うーんと間がえまっすーと返事して中へ。
中に入ると干し場件、休憩スペースが。

小屋なんでもちろん宿泊できるし、
コーラもビールもあるし、水も売ってます。
トイレもあるし、なんといってもそう、ここは温泉があるんです。
ここが露天風呂の入り口。

で、入ったら外から丸見え(笑)

さすがに入ってる人写せなかったのでわかりにくいかも
しれないですが、中央の石垣の上が露天風呂です。
缶ビール買って持込OKです♪
テン場から見上げるとこのような位置関係。
うん、丸見えだ。
頼むからテン場向いて仁王立ちとかやめてね。

テン場全景はこのような感じ。

張り数は少なく、平らな場所も限られてます。
むー、難易度高い...
テン場よこには足湯もあり。
いい湯加減でした。

さて、ここで思案要。ほんとにココで泊まるか否か。
今現在小雨、この後もかわりなし、さらに明日はどうかと小屋の人に聞いたら、
「んー、しばらく変わんないね」
とのお返事...
泊まり道具一式は昨晩の雨ですでにびしょびしょ。
時計は現在13:30。
ここからゴールの猿倉荘までのコースタイムは3時間20分。
よし決めた!プランB発動!下山する!
せめて翌日晴れるなら泊まる選択肢はあったけど、
次も雨ならいっそのこと下りて、麓でゆっくりするを取りました(^^;
ここで温泉入って雪渓見ながらのテン場でゆっくりしたかったんですけどね。
こんな秘境までこれただけでも今回は満足です。
もともと天気次第でこのプランBは用意していました。
よしそうと決まれば下山のための腹ごしらえ&荷物減らし。
今回初めて食べてみようと思っていたこやつを。
Back Country Cuisineです。

オーガニックがさかんなニュージーランド製で、
添加物を含まない自然派袋メシです。
国内で取り扱っているところを見つけられなくて
入手にすこし苦労しましたが、珍しいメニューも多いし、
国内の袋メシはご飯やパスタなど、炭水化物系が多いところに、
これはビーフやチキンなどタンパク質系があるのが特徴。
ここでは「Beef Teriyaki」を食べてみました。
お湯を入れて待つこと10分。一口はむっと...
む、こ、これは...
明らかに外国のレストランの味(笑)
確かにBeef入ってます。それと一緒にタイ米みたいのと、
トマトなどの野菜も、酸味があって確かにテリヤキ風でもある。
うん、これは山メシバリエーションとしてはいいかも。
量も多いし。
他の二つ、ローストチキンとミックスベジタブルは3日目なくなっちゃたんで
持って帰ったのでまたSNSかどこかで追加レポしますね。
さて、腹いっぱいにしてコーラも飲んで、
気合入れて出発。
同じ考えに至った方は他にも何組がいらっしゃったので
それぞれ出発。そらそうですよね(^^;
目標は18:00までに下山。
▼2日目プランB 7/29:白馬鑓温泉小屋~猿倉荘下山
※コースタイム:3時間20分
※これにより3日目は消滅
温泉出てすぐの岩に書かれた登ってくる方用の目印。
いい感じですよねー♪

さあ、しゃきしゃき下るぞーといっても
ここは白馬。そう簡単にはいかない。
そうです。白馬は雪渓に始まり、雪渓に終わるのです。
どーん。

ここは急げないので安全第一で。
しかしこのあとも2~3回雪渓は出てきてなかなかペース上げれず。
雪渓渡った先も雄大なトレイル。
写真の真ん中の道に2人いるのわかります?

そして調子よく下ってるとものすごい荷物のチームと遭遇。

荷物見てわかったので歩荷ありがとうございます、と声かけたら、
修理道具もあると???
よくよく聞いたら、昨冬の豪雪で倒壊してしまって、
2017年の夏の営業はできなくなった天狗山荘の修理に向かうのだという。
なんとそうでしたか!みんな待ってるからよろしくお願いします!
このような方たちが地道に復旧させてるんだと思うと、
この荷物かついで、この後あの鎖場と梯子登るんだと思うと、
もうありがたくって泣けてきちゃってこの後一人で大変(笑)
バールをストック代わりに使ってた気のいいおにーさん達、
今日も修理してくれてるのかなあ。
気をつけてがんばってください。直ったらぜひ行きたい小屋です。
さて、ひたすら下り続け、最後の一山、小日向山もクリア。

無事18:00前に下山完了です。
前回の白山に続いてまたも傘下山になってしまった...

このあと同じ考えで下山してきた方を少しだけ待って
挨拶してお別れしたら、運よく宿が空いてたのでこの日は普通に宿泊して
次の朝に帰路に着きました。
ふう、2拍3日の予定が1泊2日になってしまいましたが、
もともと余裕のあるスケジュールだったのでOKです。
まあ2日目はトータルで行動時間が10時間になってしまったのは疲れましたが(^^
(自身の1日の快適行動限界時間は5時間...)
天気も残念でしたが、白馬三山は全部回れて、どんなとこかもよくわかったので
強行でも行ってよかったです。
北アルプスって小屋の充実ぶりがすごいですね。
それ前提でパッキングしてもいいかも。
あと、聞いてはいましたがテン場のスペースはシビアなんで
どこでもかんでもKhufu一辺倒ってわけにはいかないですね。
うーん、自立式もいるなあ(ニヤリ)
そうすると持って行くもの変わるなあ(ニヤリ)
次は白馬岳から栂池へ下りるのも行ってみたいですね。
そっちの稜線もとても良さそう。
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Posted by まっつんパパ at 00:17│Comments(0)
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