ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2017年08月01日

白馬三山 夏の縦走 前編 猿倉~大雪渓~白馬岳

いやほんと単純に。
山が好きなら夏は高いところいきたいし、アルプスに行きたい。
去年の夏は行けなかったので今年はなんとかと、
調整、変更、延期、調整をぎりぎりまで行なって決めた先は
北アルプス!その中でも北部に位置する「白馬三山縦走」!

後編はこちらから

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊



初日はなんとかもったお天気。
やはりアルプスは最高なのです(^^









にほんブログ村 アウトドアブログ トレイルランニングへ
にほんブログ村
↑↓ぜひポチッとおねがいします!
にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村
↑↓ぜひポチッとおねがいします!
にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村

白馬三山とは以下の三つの山の総称です。

 ・白馬岳 2932m
 ・杓子岳 2812m
 ・白馬鑓ヶ岳 2903m


北アルプスに属しますが、位置としては長野県でも最北、
ほぼ富山県と新潟県の境目くらいですね。
大阪からだと約450km。まあ東京よりは近いですよ(^^;

そこを今回の計画はこうです。

 ・1日目 7/28:猿倉荘~白馬岳~白馬頂上宿舎にてテン泊
 ・2日目 7/29:白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~白馬鑓温泉にてテン泊
 ・3日目 7/30:白馬鑓温泉~猿倉荘


猿倉荘という白馬登山の基点の山小屋に車を置いて、
白馬三山をぐるっと一周回ってくるというもの。
事前の天気予報はどのサイトみてもよくなかったけど、
北アに行きたかったので強行!
予定通りにいったかどうか......これからお話します(^^

▼1日目 7/28:猿倉荘~白馬岳~白馬頂上宿舎にてテン泊
 ※コースタイム:6時間15分


前日夜中に猿倉荘の駐車場に着き、数時間仮眠。
目が覚めたのは雨が車をたたく音...ガーン...
小雨になるまで待ってから準備して出発。

ここが基点の猿倉荘。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

赤いお屋根の素敵な小屋です。
もちろん宿泊できて、立ち寄りでもハンバーガーも注文できて
自販機もある必要十分な山小屋。
雨だし金曜だし少ないかと思ったら、いるわいるわ自分と同じ方々が(^^;

登山届けを出しながら念のためこのあと天気がどうだか聞いてみると...

 「うん、雨だね」

と一言...
でっすよねー!と苦笑いで返しつつ食い下がっても変わらないので
出発することに。

小屋のすぐそばがスタート地点です。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

スタートしてしばらくは林道。
傾斜もほぼなくアップには最適。
雨も上がってきた♪

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

最初の渡渉。ああいい雰囲気。
これだけでもかなりうれしい♪

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

この後も何回か渡渉はあってウキウキで通過したら
林道終点からいよいよトレイルへ。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

さらに進み、猿倉荘からほぼ1時間で
今度は三大雪渓のひとつ、「白馬大雪渓」の入り口である、
白馬尻小屋に到着。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

いやー、いままでの登山ではそんなに大きな小屋は
通過しなかったので今回の登山では小屋の規模に驚きっぱなしです。
しっかりした建物ですよねー。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

中ではもちろん休憩できて軽食や飲み物の購入が可能。
これなら下からがっつり全部かついでくる必要ないじゃんって感じです。

そしてこの先にあるのが大雪渓。
すでに先行してる方がたくさんいらしゃるようです。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

おお!おお!
逸る気持ちを抑えて小屋の説明はしっかり読む。
うむ、わかった!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

小屋から少し進むと大雪渓のスタート地点です。
おお!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

この大雪渓だけでコースタイムが2時間半あるので
アイゼンはしっかり装着。
今回使用したのはヒルサウンドのチェーンタイプ。
雪はほぼ踏み固められているのでツボ足になることは
ないだろうとグリベルガチアイゼンと悩んだけどこっちで正解。
白馬三山はこのあともところどころ雪渓が出てくるので
アイゼンは必携装備だと思います。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

そして大雪渓へ踏み進む。
おお!これが白馬大雪渓!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

左右両側を岩に囲まれ、
目に飛び込んでくるのは雪の白と木々の緑、
そしてわずかに覗きだした青空!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

晴れてきたよー!

青空+雪+緑はやはり山でのベスト風景ですね。
真っ白よりも緑ばっかりよりも全部あるのが一番いい。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

ここは一応マーキングしてるルートをたどるのですが、
他も踏み跡がないので少々苦労しますが歩けないことはないです。
ただし序盤にあるこういったばっくりクレバスにはご用心。
落ちたらあがって来れないです。たぶん...

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

ここで本格的に晴れてくる。
雪渓の先の稜線ぽいところは完全に晴れてるみたい。
ああ、早く行きたい。でも雪渓歩きも続けたい(^^;
どっち?!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

左側は岩肌がむき出し。
出発前の注意にもあったのですが、落石が普通にあるとのこと。
実際、登っているとたまに「カラコロカラコロ」と岩が落ちる音が聞こえます。
コワイ!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊


注意しつつ登ってたらいつのまにやら終点です。
直登ですが、斜度は緩やかなのでそんなに息が上がらず来れましたね。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

ここで振り返る。ああ絶景!
振り返り大事(^^

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

さて、ここから岩場セクションに入るので
アイゼン外します。外してくださいとの看板もあります。
ここでも振り返り大事。ああ、アルプスな風景!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

よじ登りんぐが続き、

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

渡渉も。
ああ、これくらいなら全然いいよ!
全く楽しい範囲(^^;

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

今回は運よく入手できることになった一眼レフデジカメ Eos Kiss X7を装着してきました。
一眼持ったら取り合えず撮りたくなる一枚をパシャリ。
クルマユリって高山植物らしいです。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

いいなあ一眼。これはおもしろいわ。
新たな「沼」にはまりそう...(^^;
この山行では主に景色を一眼で、自撮りをiPhoneで撮っています。

続いて緊急避難小屋。
小さいけどしっかりした作りです。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

小屋を通り過ぎて見上げると、
視線の先、稜線とおぼしきところに本日の目指す
テン泊地、白馬岳頂上宿舎の屋根が見えてまいりました。
わかります?写真真ん中上部の小さいの...

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

後続の方も結構いらっしゃいます。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

ここからは我慢の時間。大雪渓のときと違い、
斜度もきつくなっていくので淡々と登るのみ。
そして最後は木段かよという...

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

それでもなんとかクリアして、
ふー、ようやく建物が見えてきました。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

はい、到着。
白馬岳頂上宿舎です。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

ここも立派な建物でしたねー。
やっぱりアルプスはそれだけ需要がある人気ルートなんで
ここまでのものを建てることができるんですかねー。
この看板のすぐ横に自販機ありました。

そしてテン場は建物の裏側。
白馬岳直近の稜線でテントが張れるのはここだけです。
張る前に受付を済ませて説明を受けます。
水もトイレもテン場専用のものがすぐ近くにあって、
受付の小屋にはビールの自販機!まであって、
もちろんコーラも買えます。
最高じゃないすかここ♪

上から見た写真。
我が家はちょうど真ん中あたりの白いのです。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

いつものようにKhufuを張って、
一息つきたいところですが、
まだこの日の予定は終わってないです。
そうです。頂上へ行かないと。
頂上はここからまだ上なんですよ...
ほらこの先...

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

荷物はほぼテン場に置いてこれるので身軽に
行くことができます。それでもってなだらかな道なんで
体への負荷もましかな。
ただここまで5時間以上かけて登って来てるので
つ、つかれが...

振り返ると次の日の歩く予定の見事な稜線が!
杓子岳、白馬鑓ヶ岳を越えて唐松岳まで続く道です。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

左側には旭岳の見事な山容。
よーく見るとこの頂上までも雪渓を含んでちゃんと
ルートが見えるんですよ!
かーっ!元気だったら行くのになー!
元気だったらなー(笑)

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

そして頂上の前に、白馬山荘という大きな小屋を通ります。
これがまたきれい。
メイン棟に、

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

その外側に展望スペース。
これ晴れてたら最高っすよ!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

さらに別棟でレストラン。
は?レストラン?!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

ここは私と同じように猿倉から登ってくる人、
別で栂池から登ってくる人が交差するところでもあるので
道標もこの通りいっぱい書いてます。
またこの作りのセンスがいいですよねー♪

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

この日は満室だったようですが
一度泊まってみたいかなー。

で、白馬岳頂上はまだ先なのでさらに登ります。
ここからはちょうど白山の頂上直下のように
整備された登山道でゆっくり進めます。

ようやく到着。
白馬岳山頂です。

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

長かった~...
残念ながら頂上からの展望はガスでなし。
でもこの日は大雪渓を堪能したので
悔しさはなし。また次の機会ですね。
それより腹減ったのですぐに下山。
さっきのレストランでなんか食べることにします。

中に入ると...
すごく賑わってる!
しかも広い!外国のビアホールかよ!
とでも言いたくなる立派な内装!
テーブルもイスもスキー場でもなかなかないくらい
重厚で気品あるたたずまい。
標高2800mぐらいだというのにこのクオリティ。
一人感嘆の声上げてました。
北アルプスすげえ...

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

カレーかラーメン食べたかったのですが
なんとその二つは13:00まで!
それはハードル高いなあ...
仕方がないので生ビールとおでんをオーダー。
席まで持ってきてくれるとはほんとにレストランじゃん!
で、生ビールがうまいのは言わずもがなですが
おでんがウマイ!!

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

○沢のおでんより確実にウマいのは間違いない(^^;
ここでこのレベルのものがたべれるんだったら
二つで2400円でも文句はない。
今度は別のメニューもぜひ食べてみたい。

これでやっとテン場で落ち着けるのですが
すきっ腹にビールでなんとダウン...
Khufuの中でなんとかコットを組み立てて、
数時間寝てしまうのでした...
ああ、大好きな夕暮れのテン場タイムをぶっちしてしまった...
残念至極...

目が覚めたら外は真っ暗&雨。
仕方がないのでコットに寝転びながら晩御飯の準備。
でもこのKhufuとコットとシートに囲まれた土間スペース、
雑然としてるけど結構スキだったりするんです(^^;

白馬岳 白馬三山 北アルプス 登山 白馬頂上宿舎 テン泊

その後夜中はずっと暴風&雨。
こんなときコットだと
フロアレスでも自分が濡れる心配がないのがナイス♪

でも風と雨の音でうるさくて眠れたのか眠れなったのか
わからない夜が更けていきます....

というわけで1日目の予定ルートは全部こなして終了。
後編へと続きます。













にほんブログ村 アウトドアブログ トレイルランニングへ
にほんブログ村
↑↓ぜひポチッとおねがいします!
にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村
↑↓ぜひポチッとおねがいします!
にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村



同じカテゴリー(白馬)の記事画像
白馬三山 夏の縦走 後編 白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~猿倉
同じカテゴリー(白馬)の記事
 白馬三山 夏の縦走 後編 白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~猿倉 (2017-08-01 00:17)

Posted by まっつんパパ at 00:16│Comments(0)白馬
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
白馬三山 夏の縦走 前編 猿倉~大雪渓~白馬岳
    コメント(0)