まっつんパパの爆走"お外遊び"！！

ずっと行きたいと思っていたところに行くことができるとほんと幸せな気分になりますよね。

それが近場でも遠くでも、国内でも海外でも...

以前から計画していた”DANGANトレイルラン”（前泊で現地入りし、早朝からランする）へ行ってきました！

場所は氷ノ山～鉢伏山！



どっぴーかんの灼熱日、最高のDANGANとなりましたー！

以下、久々に長いです！

どーぞー！










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今回のターゲットは兵庫県の山奥の氷ノ山。

正直前泊するほどの距離か？と迷う距離ではありました。

でも大阪から最低でも2時間かかるので、8時スタートしようと思ったら6時発の5時起き...

それはチトつらい。運転手も大変。しかも帰りが遅くなる。

で、結果的にはいろいろな面でDANGANで実施して正解なのでした。

それではいきます。行動はDANGANのくせに記事は長いですよ（^^;

ではいざ！

============

▼phase1：集合＆出発 8/6 21：00～21：30

今回の参加者は3名。いずれも大阪東部だったので、車を出してもらったmaxさんにお願いして

2ヶ所で順にピックアップ。ちょっと自分が遅れましたが、問題なく揃っていざ出発！


▼phase2：到着 8/6 23：30

途中のコンビニで朝食と水を確保し、スタート地点の福定親水公園駐車場に到着。

ここはキャンプ場に隣接した駐車場で、氷ノ山登山のベースポイントのひとつです。

きれいな水洗トイレもあってなかなかですね。ただし水道の水は飲めません。

あと、街灯はないので真っ暗。ライト携帯は必須でしたね。（忘れたけど...）

翌朝は早いので、都会ではまず見れない満天の星空をしばし楽しんだ後、車中泊..zzz


▼phase3：起床 8/7 5：00

toyoさんのナイス目覚ましでみんな起床。結構涼しいってか肌寒い。さっそく朝食。

maxさんのナイスJet Boil & モーニングブラックで全身起床。脳まで起床。

朝ぐもりがあるも、天気は快晴の予感。各自着替え＆準備開始。


▼phase4：出発 8/7 6：00

今回のコースは、

　　福定親水公園～氷ノ山～鉢伏山～氷ノ山越～福定親水公園

という、ピストンコース（後で変更になりましたが...）です。

シューズは制靴？INOV8のBare Grip 200です。がっしり合わせて気合を入れて...



DANGAN氷ノ山、開始！！



この写真の後ろの看板を読むと、「～ツキノワグマが生息しています。」とまるで図鑑のように

サラッと書いてあります...ま、まあ、鈴もあるし気をつけてい、行くかー...



▼phase5：登山口～氷ノ山越 8/7 6：00～7：30

登山口は駐車場のすぐ裏から始まります。

前日の夜は真っ暗で見えなかったのですが、川あり、緑ありでこれからのコースを思うと

自然にワクワク度がアップしてくるいーい雰囲気です。


（右下の写真のところがらIN）

いきなり滝が！！

いや、こんなところで出てこられてもさすがにまだ朝の6時だし、汗かいてないし、涼しいし

入れないっす...水も濁ってたし、戻ってきたら突撃するかーってことでここはスルー。



そして登山道にIN。これが結構急峻な登山道で足場もガレガレ。ここはあせらずハイクで登ります。




でも普段のトレーニング場所である生駒山では見ることができないブナの林の中を、

早朝からハイクできるのはかなり新鮮なハッピータイム。木々の間から入ってくる光に照らされる

コースや葉を見ながら進んでると、足取りも軽く、皆自然に笑顔に（^^

しっかり踏みしめ登っていきます。



急な上にガレってますが、標識はこまめに整備されています。このような標識が適度な距離ごとに

あるので、「まだか！？」とか「あとどんだけ～？」って不安にならずに進んでいけます。



さらに進むと連続して三箇所あるうちの最初の水場、「ひえの水」。

確かに涸れてはいないけど、ちょろちょろであんまり冷たくもなく、

これを完全にあてにするのは危険ですねー。



ちょっとだけ飲んでテンポ良くしゃきしゃきハイク続行。

前半は滝の流れる音を聞ききながら進めることで落ち着いた気分になり、

横を見ると雰囲気のあるブナの木々に癒され、

後ろを振り返ると興味を同じくする仲間がいて、

見上げるとまるで画像補正したかのような鮮やかな緑が目の前に広がる。

間違いなくハッピートレイルですよ。ここは。（^^

この後、2箇所の水場が続きますが、「弘法の水」も「一口の水」も涸れてました...

こりゃダメよね....と



まあまだ水はあるので進んで進んでー！

で、氷ノ山越えに到着！



氷ノ山と鉢伏山の分岐ポイントです。



ここでも1000mは越えているので、見晴らしはかなりいいです。

着くと同時にみんなテンションアップ！

バラッバラで、「おー！」とか「すげー！」とか言いながら各自撮影に真剣（^^;



ちなみに避難小屋の中はロフト？もあって、こんな感じでした。



そして目指す氷ノ山のピークはもう見えるところに。（小さく小屋が見えるところです）



はりきって行きます！



▼phase6：氷ノ山越 ~氷ノ山 8/7 7：30～8：10

ここまでがっつり登ってきたので、今回最初のご褒美ダウンヒル。

これから頂上行くので全てがそうでないことは理解の上だけど、それでも体は止まらない。

氷ノ山越えからの景色を見て上がってるテンションそのままにスタート！！



快調にぶっ飛ばすお二人（^^




木の根と一部ガレで結構テクニカルなコースをひとしきり堪能すると....

はい、残りの上りです。それはそうですね。ピークへ向かうわけですから...



ここも急なので休憩しながら進みます。

おっと、もうすでに散々登場してもらってますが、今回のDANGANに参加してくれたお二人を紹介しましょう。

toyoさんとmaxさんです！



お二人とも知り合ったキッカケはブログだったり、twitterだったり。ネットから始まって、リアルの

付き合いへ展開ってイマドキ？のパターンです。

お二人とも下りも上りも駆けていく強力なトレイルランナーですよ。今回とってもお世話になりました。

そしてようやく氷ノ山ピークへの最後の上り。木段です.....

上りきったら、はいー氷ノ山山頂1509.6mですー。



ここのピークはそり立った険しいピークではなくて、避難小屋もあって小さな丘のようなところです。

そこから360度の絶景。これから行く鉢伏山はもちろん、遠くの扇ノ山まで見渡せます。

この日は雲のすくない青空カンカン照りだったので特にそう。トレランで来てなかったら、

どっしり腰を据えてお茶しながら遠くを眺め、いつまでも休憩したくなるところですねー。

頂上から少し下ったところに展望小屋件、簡易トイレもあります。ソーラーパネルで電源を

補って簡易の水洗トイレになってます。

朝早いからまだ涼しくて、汗だくで上がってきた体にちょうど心地よい風と空気でしたねー。

いやー、ここは良かった。


▼phase7：氷ノ山 ~氷ノ山越~鉢伏山へいたる尾根 8/7 8：30～9：30

さて、登山の方ともあいさつして少しお話したら出発です。今回のメインのルートを目指します。

ここから氷ノ山越えまで戻る下りはガレ＆岩＆木の根＆木段続きのテクニカルコース。




なんとかクリアして、氷ノ山越えで一息ついたら、鉢伏山へ。

ここがこれまた結構なアップダウン。



緑と木々に覆われた静かなトレイルですが、ガガッと上ってドーンと下ってガシガシ上るといった風に

なかなか息をつけないコースです。途中にちらちらと見える、鉢伏山までのきれいな尾根筋に

元気をもらいながら行くのですが、途中ロープを使わないと上れないし下れないってとこも

あったりで思ってたよりハード...あれー？快適じゃないのー！？

それでも元気なお二人。まだまだいけそうです（^^



でもがんばってると途中には「ブナ林ぶち抜きダブルトラックの極上下り」があるんですよねー。

んだからトレランはやめられない。当然突っ込みます（^^




自分が撮る時は、ああしよう、こうしようと思うのですが、いざ撮られる側になるとどこを見ていいのか

わからない。特に下りは...（^^;



そしてそしてそして！！！アップダウンを耐え忍び、滝汗かいた後、頭上を覆う緑が少なくなり、

急にトレイルが開けたかと思ったら、目指す尾根筋がようやく眼前に拡がったのです！！



この現れ方には3人とも大感動大！登場の仕方がドラマチック過ぎる！映画のサントラ級のBGM要！

おかげで結構続いたアップダウンに疲弊しかけてた3人は完全復活！




▼phase8：尾根～鉢伏山 8/7 9：30～10：30

ここを走るために来たのですからね、草原ダウンヒルをぶっ飛ばします！



こちらもどうぞ。酔うかもしれないけど（^^;



でもここもオールフラットでもオールダウンヒルでもなく、アップダウンはあるのです。

鉢伏山の手前の小さな山、高丸山へののぼりです。また！？って感じのtoyoさん（^^;



それでも天気いいし、ようやくここまでこれたし、で、がしがし上ります。



そのトップから来た道を振り返ると...



ああっ！もう！なんて絶景なんですか！なんて青々とした草原なんですか！

ここまでベストの季節で行きたいところに来れたのは、過去の経験でもそうないです。

全てに感謝です。

ここまで来て、興奮と暑さとコースによる疲労でかなり複雑なテンションUP状態だった3人は、

鉢伏山目指してさらにテンションUPのパワーUP！トリプルハイタッチで気合を入れなおし、

さらにGO！！



緑の尾根の真ん中に一本すうっと伸びたトレイルを、踏みしめ、噛みしめ、感じきって走る。

頭の中にはなにもない、何も考えてないのになぜか笑顔。とどめなく流れる汗さえ心地いい。

走ることによって自分が起こした風と、

さえぎるものなく照りつける真夏の日差しを全身に浴びながら走る。

腰から下はほぼ自動操縦。多分意識で動かしてない。それでも効率的に左右が順に動き続ける。

どこまでも連れて行ってくれそう。ただただ走ることが楽しい。

ずっと感じていたい感情が次から次へと沸き起こる.....


なーんちて、なーんちて。でもこんなトリップ状態が長時間持続できるところです（^^

鉢伏山への最後はまたガレ。ガレの多い山だ。



しんどくてもふと見るとこのジオラマのような景色。



スキー場のゲレンデを下から上がってきた地元の子供たちがあいさつしてくれる。気持ちいいねー。

ラスト踏ん張って....



はい鉢伏山ピーク1221.1ｍですー！



やったー！ここまで来たよー！

ちょっとここで休憩。少し先の山、瀞川山も見えます。いけないけど（^^;



▼phase9：鉢伏山～大久保分岐 8/7 10：45～11：20

ここまでいいこと尽くしの氷ノ山～鉢伏山トレイルですが、難点は補給ポイントがないこと。

始まってすぐの水場を越えたら途中は一切ありません。スキー場で販売機を期待したけど、

ロッジとかは全部下にあるし、全くなし。

おまけにこの日はかなりの日差し＋無風で、

草木に覆われていない尾根及び山頂は想像してたより暑い。1000m以上でこんなに暑いとは想定外。

3人とも残りの水が心もとなかったので、当初ピストンする予定だったコースを変更。

氷ノ山越えまで戻らず、道も分かりやすそうだし途中の分岐で大久保方面に降りることに。

この時3人の頭の中は「コーラ」で占められていたはず（^^;

元気出して折り返しの再スタートです。当然ガレ場の下りから。



上って下って分岐を目指す途中で目に入る草原。転げまわって降りていきたくなる景色。



「コーラ飲みたい」パワー最大出力で、目指す分岐に到着。ここから下ります。

下界までのマップ上に記載されてる標準コースタイムは1時間です。

もちろん「コーラ飲みたい」パワーを使えばそんなにかかるわけないですが（^^;




▼phase10：大久保分岐～福定親水公園 8/7 11：20～12：15

草原の中をばさばさを激下りかと思いきや、最初は足元の草が結構長くて路面が見えず、

気を抜いたら一瞬でぶっとんでしまいそうなデンジャラスなコース。

周りの雰囲気からある程度予測して慎重に。

その後このような林道に入ればもう大丈夫。大丈夫ってそんなに確立されたトレイルでもないけど。




そしてほぼ下りきったら、川発見！！今回のコースでは水浴びはできないなーとあきらめてたので

このサプライズには3人とも歓喜！！

もちろん浸かります（^^;



超クールダウン。全身クールダウン。思いがけないポイントですっきりしたら。

販売機探して集落へと下山。そしてスキー場の宿が集まる箇所でようやくたどり着き、

心の中では、その鮮烈な赤の缶を真横からかぶりつきたい衝動をかろうじて抑えながら、

ちゃんとまともに乾杯！



キクーーーーーー！！！

ここはコーラだね、走ってすぐはビールよりコーラだね。人間はなんてうまいものを作り出したのか。

そしてお疲れのBare Grip。ありがとうBare Grip。あなたのレポはまた今度ね。




ここから車をとめてるところまではダウンもかねて歩きで。そして無事到着。帰ってきましたー！



総行動時間約6時間、距離にして約15km。DANGANトレラン第一回、おかげさまで完了ですー！

戻りの時間も予定通り！かんぺきー！

予定通りピストンしてれば20km以上あったかもしれないけど、途中の撮影タイムで時間とったり

してたので（^^;


さて、ここでゆっくりもいいですがさっぱりするため、風呂へ直行です。


▼phase11：福定親水公園～とがやま温泉～自宅 8/7 12：30～19：00


国道沿いに何件か温泉はあったけど、今回向かったのは「とがやま温泉 天女の湯」。



さっぱりの後はかんぱい！車なのでノンアルコール。



昼飯も食べてゆっくり。昼間なんで中も外もすきすき。レストランもすきすき。超贅沢。

で、帰路へ。出発が14：30。なんとこれなら17：00にはみんな家に着くではないですか！

6時間トレランして、風呂入って、メシも食って、さらに家に帰ったら17：00。

素晴らしすぎる！DANGANの裏テーマ「家庭へのインパクトを最小限に最大限楽しむ」

まで完遂じゃあないですか！と思っていたのですが、そう最後までうまくはいかない。

帰りの高速、中国道が事故渋滞で宝塚手前で15kmの渋滞。ああ....

で自宅着は19：00でした(＾＾；

でもまあ本来の目的、トレラン自体は存分に楽しめたので、大成功です！

氷ノ山～鉢伏山、いいコースです。ブナ林は秋の紅葉シーズンも素晴らしいんじゃないですかね。

冬にスノーシューもおもしろそう（やったことないけど...）

普段の生駒山や六甲山も大好きですが、ちょっと離れた山へ行くのもかなり楽しいですね。

装備、気候、コース、所要時間などいろいろ勉強にもなったし。

これでまた、益々山へのめり込みそうですー（^^



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Special Thanks to...

　　・maxさん
　　　　→車の出動＆行き返りのノンストップ運転、大感謝大です！maxさんがDANGAN記事に
　　　　　　ノッてきてもらってなかったら今回行けてたかどうかわかんないです。
　　　　　　ほんとにありがとうございます！まった行きまっしょう！

　　・toyoさん
　　　　→忙しい中、お休み確保してもらって大感謝大です！途中で何度も先頭走ってもらって
　　　　　　助かりました。次のDANGANは未定ですが、ぜひまった行きまっしょう！

　そしてもちろん嫁さん＆子供達、2週連続で時間をくれてありがとう！おかげでいろんな
　人と会えて、山とランを両方楽しめました。こちらももちろん大感謝大です！！


さーて、こんだけ遊んだし、パパ業もがんばらないとねーっ！

えーと、今週はココ行って、次の日ココで、午前はアレして午後はコレして...

あ、はい、わかりました。やります、いってきます！

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