2016年01月30日
ハイク The 御池岳 〜雪山敗退下山..〜
偶然にも天候的には雪と雨の間の晴れという好条件となった日に向かったのは
鈴鹿山脈最高峰の御池岳。
目指すは山頂の「御池岳テーブルランド」と呼ばれる台形状の絶景。
もちろん今の季節ですから「雪版」。
どうだったかと言いますと...

はい、着きませんでした....(T_T)

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鈴鹿山脈最高峰の御池岳。
目指すは山頂の「御池岳テーブルランド」と呼ばれる台形状の絶景。
もちろん今の季節ですから「雪版」。
どうだったかと言いますと...

はい、着きませんでした....(T_T)

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今回私の雪山ハイクしたいたいたい病にお付き合いいただいたのは、
同じく山&雪&山道具大好きのM山さん。
そのM山さんのお知り合いの方が最近行かれた「御池岳テ−ブルランド」の
見事な写真を見せてもらって、ここにしましょう!と一発確定。
1/28、自身初の鈴鹿エリアへ早朝出発でGO!
たどったコースはこちら。

三重県側からR306を進み、「黄金大橋」なるところで車を止め、
そこからスタートし御池岳山頂を目指してそのまま戻ってくる日帰りピストンコースです。
準備ができたら逸る気持ちを抑えながらスタート!

この御池岳登山コースは登山口近くにパーキングがあり、
ぎりぎりまで車で行く事ができて、トレイルまでさほど時間を要しません。
ただし....
冬期以外は
冬期は登山口へ向かうR306が雪と凍結の為通行止めとなります。
なので、登山口のはるか下に車をとめて、ロードを上がって行かねばならぬのです...
これは滋賀県側から入っても同じです。
もちろん今は冬期なので、スタートから「かなり」ロードです。
でもこの雪で覆われたロードを進んで行くのは気持ちよかった♪
通行止めの道路なので除雪も圧雪もされていない降りっぱなし積もりっぱなしの状態。
それにラッキーな事に天候は快晴で、「空の青+雪の白」の最高の組み合わせ。
雪の深さは最初は足首埋まるくらい、だんだんとすねの半分まで埋もれるくらいにまでなっていきます。

段々と雪が増えてきたところで、分岐ポイント。

前述した先日行かれた方が行かれたコースを発見。
山頂への最短コースとのことですがしかし結構急登...
むむ、どうするか...
行った事あるわけではないのでここは慎重に正規ルートで行きましょうと提案。
んじゃそれでということで、再度雪ロードを進む。
途中で見え隠れする山々はどれも雪が少なそう...

大丈夫かな?上は雪あるのかな?
と心配しながら進む。
(※後にこの心配は全く的外れであったことを思い知らされる)
なだらかな雪ロードを進む事約5km、ようやく登山口に到着。

長かったー...
上りのロード+雪を5kmは長い...
途中から雪も段々深くなってくるし...
それでもここからトレイルを進めるので期待してGO!
少し進んだところで雪も深くなってきたので、足回りを強化することに。
今回私の装備は山と道MINI+ワカンです。

ワカンは二つ合わせて1kgないとしてもさすがにコードだけでは固定できないので、
上部を取外しできるタイラップにて固定。歩いても揺れもなく快適でした♪
装着できて喜ぶの図。

ワカンは背負うのも始めてなら装着することも登ることも実はお初(^^;
おそるおそる進むと、おお、雪が少なければ履いてない時より沈まない!
登山口から少し進むと股下まで埋まってしまうところが場所によってはあったので、
快適に進める。
そして進む「コグルミの谷」とは、このように見事な谷。

V字に切り立った見まごう事なき容赦ない谷です(^^;
その谷の片側にトラバース道のようにある踏み跡を慎重に見ながら進んでいきます。
アップダウンは結構あって、よじ上るところも多々あり。
ここはひたすら進むべし。

進むべし...

あと少しで尾根に出るはずと思い込んではまだ続く
現実に打ちのめされながら上を目指して進むべし...

いやこれきっついな...谷に雪がついたらここまできっついとは...
快適に進んできたワカンもさすがにここまで埋まったら、
どうなのかという状態。

股下まで埋もれるような雪の量だとやはり「面」が少ないので厳しいかもしれません。
ただ、軽いのは魅力です。うまく使える技術と脚力があればなんとかなるのかも。
ひたすら我慢の上りを続けていたら
先行するM本さんの先に空が!おお!ようやくか!
(直前はすごい急登...)

着いたー!尾根だ!

ここまでで既にスタートから4時間経過。
なんか途中で分岐をひとつパスしてしまったみたい...
予定よりも時間がかかってるので、そうそうゆっくりもしてられないし先を急ぐ。
7合目。

しばらく進み。あとちょっとか?ちょっとなのか?とハアハア進んでると、
踏み跡が行き止まってることに気付く。
あれま頂上へのコースの分岐地点がない...
どうやらいままでたどってきた踏み跡の主は、ここであきらめて下山したみたい...
なんと!ここまできてそれはない。
電子版地図をたよりに方向を合わせるとなんとかマーカー発見。
しかしまったく踏み跡のない方向で下ってる。その先もただの斜面に見える。
ほら、ロストした時によく見る景色(笑)
でもGO!進む以外は下りるしか選択肢がないので進んでると視線の先に分岐の看板が!
おお!あった!ってことで急ぐ。

雪山怖いのはここ。
雪でトレイルが覆われたら、先行者の雪の踏み跡がないとほんとにわからなくなる。
ほんとはすぐ側に分岐があるかもしれないのに...
分岐は見つけた、
頂上へのコースも遥か先に複数のマーカーが見えたのでわかった。
残りのコースタイムは30分。
しかし目の前にある急なコースと山頂であろう場所を見ても
現存体力では30分はきびしそう。
しかも時すでに13:00をまわっている。
日が沈む前に下山を考え、山頂までいくことは断念...
ああ、悲しい....
それでは紹介しましょう、こちら山頂断念'sのお二人です!

ああ、この木々の先の山頂に絶景があるはずなんだけど、
あと少しが遠かった...

時間も時間だしいつまでも塞いでいても仕方ないので
食事して気持ち切り替えて、下山を楽しむ事に。

下山こそスノーシュータイム!

方向は来た道戻るだけだからわかってる。
だからわざと新雪部分をバフバフ攻める。
ワカンでもバフバフ楽しめる♪
トレランの下りは前傾で前足荷重で駆け下りるけど、
スノーシューでバフバフ行くなら、ランでは禁断のかかと荷重。
前に荷重をかけたらつんのめって危ないようです。
スノーシュー、ワカンのかかと部分にぐっと体重かけて沈み込ませてバフ!
脚を抜いてバフ!もう一度かかと荷重でバフ!ああ、やめられない(^^;
M山さんはスノーシュー、私はワカンだったのだけど、
M山さんの提案で、途中から車まで戻る間チェンジすることに。
私はスノーシューを装着。

おお!ワカンよりあきらかにバフ!できる。
いいなー!スノーシュー!
ちょっとワカンを改造して「面」の部分を付加出来ないかな?
谷を下るのは楽しくもきつかったけど、なんとか登山口まで到着。
なんと1時間少々。のぼりは4時間以上かかったのに(^^;
そして再び雪ロード。

ずっとずっと続いてほしくないのにずっとずっと続いてる雪ロード(笑)
二人でだべりながらならあっという間かなと思ったけど、
そんな甘くはなく、確実に5km。
スノーシューでバフバフ下りながら2時間かけてスタート地点に到着。
ようやくゴールです。

途中でGPSバッテリー切れで正確なものは定かでないけど、
歩いた距離は合計20km弱、総時間は9時間弱でした...
絶好の天候で「御池岳テーブルランド」を拝めなかったのは残念だけど、
それなりに雪山は堪能できたからよかったかな。
自分が見てない撮ってない写真をここに載せるわけにはいかないので、
雪の「御池岳テーブルランド」の絶景さはぜひ探してみてください(^^
M山さんありがとうございました!
次は上まで行きましょう!!

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そのM山さんのお知り合いの方が最近行かれた「御池岳テ−ブルランド」の
見事な写真を見せてもらって、ここにしましょう!と一発確定。
1/28、自身初の鈴鹿エリアへ早朝出発でGO!
たどったコースはこちら。

三重県側からR306を進み、「黄金大橋」なるところで車を止め、
そこからスタートし御池岳山頂を目指してそのまま戻ってくる日帰りピストンコースです。
準備ができたら逸る気持ちを抑えながらスタート!

この御池岳登山コースは登山口近くにパーキングがあり、
ぎりぎりまで車で行く事ができて、トレイルまでさほど時間を要しません。
ただし....
冬期以外は
冬期は登山口へ向かうR306が雪と凍結の為通行止めとなります。
なので、登山口のはるか下に車をとめて、ロードを上がって行かねばならぬのです...
これは滋賀県側から入っても同じです。
もちろん今は冬期なので、スタートから「かなり」ロードです。
でもこの雪で覆われたロードを進んで行くのは気持ちよかった♪
通行止めの道路なので除雪も圧雪もされていない降りっぱなし積もりっぱなしの状態。
それにラッキーな事に天候は快晴で、「空の青+雪の白」の最高の組み合わせ。
雪の深さは最初は足首埋まるくらい、だんだんとすねの半分まで埋もれるくらいにまでなっていきます。

段々と雪が増えてきたところで、分岐ポイント。

前述した先日行かれた方が行かれたコースを発見。
山頂への最短コースとのことですがしかし結構急登...
むむ、どうするか...
行った事あるわけではないのでここは慎重に正規ルートで行きましょうと提案。
んじゃそれでということで、再度雪ロードを進む。
途中で見え隠れする山々はどれも雪が少なそう...

大丈夫かな?上は雪あるのかな?
と心配しながら進む。
(※後にこの心配は全く的外れであったことを思い知らされる)
なだらかな雪ロードを進む事約5km、ようやく登山口に到着。

長かったー...
上りのロード+雪を5kmは長い...
途中から雪も段々深くなってくるし...
それでもここからトレイルを進めるので期待してGO!
少し進んだところで雪も深くなってきたので、足回りを強化することに。
今回私の装備は山と道MINI+ワカンです。

ワカンは二つ合わせて1kgないとしてもさすがにコードだけでは固定できないので、
上部を取外しできるタイラップにて固定。歩いても揺れもなく快適でした♪
装着できて喜ぶの図。

ワカンは背負うのも始めてなら装着することも登ることも実はお初(^^;
おそるおそる進むと、おお、雪が少なければ履いてない時より沈まない!
登山口から少し進むと股下まで埋まってしまうところが場所によってはあったので、
快適に進める。
そして進む「コグルミの谷」とは、このように見事な谷。

V字に切り立った見まごう事なき容赦ない谷です(^^;
その谷の片側にトラバース道のようにある踏み跡を慎重に見ながら進んでいきます。
アップダウンは結構あって、よじ上るところも多々あり。
ここはひたすら進むべし。

進むべし...

あと少しで尾根に出るはずと思い込んではまだ続く
現実に打ちのめされながら上を目指して進むべし...

いやこれきっついな...谷に雪がついたらここまできっついとは...
快適に進んできたワカンもさすがにここまで埋まったら、
どうなのかという状態。

股下まで埋もれるような雪の量だとやはり「面」が少ないので厳しいかもしれません。
ただ、軽いのは魅力です。うまく使える技術と脚力があればなんとかなるのかも。
ひたすら我慢の上りを続けていたら
先行するM本さんの先に空が!おお!ようやくか!
(直前はすごい急登...)

着いたー!尾根だ!

ここまでで既にスタートから4時間経過。
なんか途中で分岐をひとつパスしてしまったみたい...
予定よりも時間がかかってるので、そうそうゆっくりもしてられないし先を急ぐ。
7合目。

しばらく進み。あとちょっとか?ちょっとなのか?とハアハア進んでると、
踏み跡が行き止まってることに気付く。
あれま頂上へのコースの分岐地点がない...
どうやらいままでたどってきた踏み跡の主は、ここであきらめて下山したみたい...
なんと!ここまできてそれはない。
電子版地図をたよりに方向を合わせるとなんとかマーカー発見。
しかしまったく踏み跡のない方向で下ってる。その先もただの斜面に見える。
ほら、ロストした時によく見る景色(笑)
でもGO!進む以外は下りるしか選択肢がないので進んでると視線の先に分岐の看板が!
おお!あった!ってことで急ぐ。

雪山怖いのはここ。
雪でトレイルが覆われたら、先行者の雪の踏み跡がないとほんとにわからなくなる。
ほんとはすぐ側に分岐があるかもしれないのに...
分岐は見つけた、
頂上へのコースも遥か先に複数のマーカーが見えたのでわかった。
残りのコースタイムは30分。
しかし目の前にある急なコースと山頂であろう場所を見ても
現存体力では30分はきびしそう。
しかも時すでに13:00をまわっている。
日が沈む前に下山を考え、山頂までいくことは断念...
ああ、悲しい....
それでは紹介しましょう、こちら山頂断念'sのお二人です!

ああ、この木々の先の山頂に絶景があるはずなんだけど、
あと少しが遠かった...

時間も時間だしいつまでも塞いでいても仕方ないので
食事して気持ち切り替えて、下山を楽しむ事に。

下山こそスノーシュータイム!

方向は来た道戻るだけだからわかってる。
だからわざと新雪部分をバフバフ攻める。
ワカンでもバフバフ楽しめる♪
トレランの下りは前傾で前足荷重で駆け下りるけど、
スノーシューでバフバフ行くなら、ランでは禁断のかかと荷重。
前に荷重をかけたらつんのめって危ないようです。
スノーシュー、ワカンのかかと部分にぐっと体重かけて沈み込ませてバフ!
脚を抜いてバフ!もう一度かかと荷重でバフ!ああ、やめられない(^^;
M山さんはスノーシュー、私はワカンだったのだけど、
M山さんの提案で、途中から車まで戻る間チェンジすることに。
私はスノーシューを装着。

おお!ワカンよりあきらかにバフ!できる。
いいなー!スノーシュー!
ちょっとワカンを改造して「面」の部分を付加出来ないかな?
谷を下るのは楽しくもきつかったけど、なんとか登山口まで到着。
なんと1時間少々。のぼりは4時間以上かかったのに(^^;
そして再び雪ロード。

ずっとずっと続いてほしくないのにずっとずっと続いてる雪ロード(笑)
二人でだべりながらならあっという間かなと思ったけど、
そんな甘くはなく、確実に5km。
スノーシューでバフバフ下りながら2時間かけてスタート地点に到着。
ようやくゴールです。

途中でGPSバッテリー切れで正確なものは定かでないけど、
歩いた距離は合計20km弱、総時間は9時間弱でした...
絶好の天候で「御池岳テーブルランド」を拝めなかったのは残念だけど、
それなりに雪山は堪能できたからよかったかな。
自分が見てない撮ってない写真をここに載せるわけにはいかないので、
雪の「御池岳テーブルランド」の絶景さはぜひ探してみてください(^^
M山さんありがとうございました!
次は上まで行きましょう!!

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Posted by まっつんパパ at 00:30│Comments(2)
│御池岳
この記事へのコメント
いや〜最高の条件じゃないですか〜!
無積雪期の時に下見してたら間違いなく登れたと思いますよ。
鈴鹿行きたいとは思いながらビミョ〜にアクセス悪くて
なかなか向かないんですよね。
アタフタ感最高です!!
無積雪期の時に下見してたら間違いなく登れたと思いますよ。
鈴鹿行きたいとは思いながらビミョ〜にアクセス悪くて
なかなか向かないんですよね。
アタフタ感最高です!!
Posted by はっぴーきゃんぱー at 2016年01月30日 09:50
>はっぴーきゃんぱーさん
そーなのよー、条件最高だっただけに残念でねー( ;´Д`)
ホント雪に埋もれたらトレイル全くわかんないね...
ここは夏も冬もどっちも必ずまた行きたい。
次はアタフタしないように(^^;;
そーなのよー、条件最高だっただけに残念でねー( ;´Д`)
ホント雪に埋もれたらトレイル全くわかんないね...
ここは夏も冬もどっちも必ずまた行きたい。
次はアタフタしないように(^^;;
Posted by まっつんパパ
at 2016年01月30日 11:40
